このページではGIMICのファームウェアのアップデート方法について解説します。
なお、ファームウェアのアップデート作業は自己責任でお願い致します。
※ファームウェアのアップデートはCOMポートを使用するアプリケーションを事前に全て終了した上で実施して下さい。
COMポートを占有された場合アップデート出来ない等、トラブルの原因となります。
まずアップデート用ソフトを以下よりダウンロードして下さい。
次にファームウェアを以下のページからダウンロードして下さい。
GIMICをPCに接続するとドライバを要求されますので事前にドライバをインストールします。
Silicon Labs社のサイトからドライバ(CP210x USB to UART Bridge VCP Drivers)をダウンロードしてインストールして下さい。
ドライバはWindows7/8/8.1/10/11(32bit/64bit)に対応しています。
①ダウンロードしたドライバを実行します。Nextをクリック。
②I accept~を選択し、Nextをクリック。
③Nextをクリック。
④Installをクリック。
⑤Finishをクリック(チェックボックスは付けたままでOKです)
⑥USB to UART Bridge Driverのインストーラが起動するのでInstallをクリック。
⑦OKをクリックし、PCを再起動して下さい。以上でドライバのインストールは完了です。
初代マザーボード(GMC-MB1)、2代目マザーボード(GMC-MB2)で切り替え方が異なります。
GIMICのファームウェアをアップデートする時はCPU基板上にあるスイッチを切り替える必要があります。
①GIMICからUSBケーブルを外して電源を落とし、CPU基板上にある黒いスイッチを右から左にスライドして下さい(以下の画像の赤矢印の物)
スイッチはモジュールを取り外さなくてもUSB端子の隙間から爪楊枝などでスライドさせることが可能です。
スイッチは折れやすい為、力をかけすぎないように注意して動かして下さい。
またスイッチを切り替える時はGIMICからUSBケーブルを抜き、電源が落ちている状態で行ってください。
使用環境に寄っては、長期間放置した場合接触不良を起こすことが有ります。
その場合はスイッチを何度も往復させると回復する可能性が有ります。
②GIMICの右側のUSBポートにケーブルを繋ぎ、PCと接続して下さい。
③デバイスマネージャーを開くと「ポート(COMとLPT)」に「Silicon Labs CP210x USB to UART Bridge (COM?)」が追加されます。
①Professional版の場合はACアダプタを外して下さい(ファームウェアアップデート時にACアダプタは接続しないで下さい)
②USBケーブルをPCから取り外し、GIMICの電源ボタンを押しながらUSBケーブルをPCに接続するとアップデートモードに移行します。
USBケーブルを接続した後は電源ボタンから指を離しても構いません。
※アップデートモードに入るとPOWER/STATUS LEDは点灯しません。またPOWERスイッチを再度押してもPOWER LEDは点灯しません。
何度やってもデバイスマネージャーで認識されないという場合はPOWERスイッチを再度押してPOWER LEDが点灯するか確認して下さい。
もしPOWER LEDが点灯してしまう場合、充電しかできないmicroUSBケーブルを使っている可能性が非常に高いです。
③デバイスマネージャーを開くと「ポート(COMとLPT)」に「Silicon Labs CP210x USB to UART Bridge (COM?)」が追加されます。
※充電しかできないmicroUSB(Bタイプ)ケーブルを使った場合、デバイスマネージャーでGIMICが認識されることは無いので注意して下さい。
※ファームウェアのアップデートはCOMポート(USB-COM含む)を使うハードウェアは全て取り外した上で実施して下さい。
①先ほどダウンロードしたgimicupdater_YYMMDD(日付).zipを解凍してください。
②ダウンロードしたファームウェアも解凍してください。拡張子が"hex"のファイルがファームウェアになります。
③hexファイルをGimicUpdaterがあるフォルダに移動します。
④GimicUpdater.exeを実行します。以下の画面が表示されます。GIMICをPCに接続していることを確認し、自動判定ボタンを押して下さい。
⑤以下のダイアログが表示されるので「はい」をクリックして下さい。COM1〜COM20を調査してGIMICを見つけ出します。
⑥GIMICが見つかると以下の様に表示されます。
GIMICが見つからないと表示された場合はUSBケーブルやスイッチを見直して再度自動判定ボタンをクリックして下さい。
⑦自動判定ボタン横にあるリストボックスが見つかったCOMポートに変わっているはずです。アップデート開始ボタンをクリックして下さい。
自動判定が上手く動かない場合はデバイスマネージャーでGIMICのCOMポート番号を確認して手動で選択して下さい。
⑧「はい」をクリックします。
⑨ファームウェアの選択画面が表示されるので書き込みたいファームウェアを選択して下さい。
(ここで先ほどGimicUpdaterのフォルダに入れたhexファイルを選択します)
⑧書き込むファームが間違い無いか確認し「はい」をクリックします。
⑨ファームアップデートの画面が表示されます。画面右上の×ボタンでウインドウを閉じないように注意して下さい。
⑩ファームの書き込みが終わると「Writing...(略)...Passed.」と表示されます。何かキーを押して下さい。この黒背景のウインドウが消えます。
¥¥.¥COM? could not be opend.と表示された場合はCOMポートの判定に失敗しているか、手動で設定したCOMポート番号が間違っています。
USBケーブルやスイッチを見直して再度試してみて下さい。
⑪GIMICからUSBケーブルを取り外し、初代マザーボードの場合はスイッチを右側に戻してください。
⑫以上でファームウェアのアップデート作業は完了です。
OSX Yosemite(10.10.1)にて解説します。
GIMICUpdaterの実行にはOSX MountainLion(10.8)以降,64bit IntelPCが必要です。
まずアップデート用ソフトを以下よりダウンロードして下さい。
安定版ファームウェアはアプリ上にて自動ダウンロードされます。
開発版ファームウェアの書き込みを行いたい場合以下のページからダウンロードして下さい。
そのままではGIMICを認識しない為、事前にドライバをインストールします。(初回のみ必要です。)
Silicon Labs社のサイトからドライバ(CP210x USB to UART Bridge VCP Drivers)をダウンロードしてして下さい。
dmgを開いて、インストーラを起動して下さい。(インストール後は再起動が必要です)
アップデートモードへの移行方法はWin版の記事を参考にして下さい。
OSX Mavericks以降では、AppStore以外のダウンロードソフトは実行が出来ない場合が有ります。
下記どちらかの方法で実行許可を行って下さい。(初回のみ)
※macOS Sierra(10.12)以降では「セキュリティーとプライバシー」からの許可設定は出来なくなりました。
GIMICUpdaterを起動すると、GIMICを自動探索し、以下画像の様にボタンが押せる様になります。
開発版ファームウェアを読み込ませたい場合は、「File」→「Open HEX」を選択して下さい。
初代、2代目マザーボードを自動判別し、適切なファイルが自動選択されます。
ボタンが押せない際は、USBケーブルに問題が有るか、アップデートモードに移行出来ていない可能性が有ります。
USB接続は左上Appleアイコンをクリック「このMacについて」→「システムレポート」を開き
下記画像を参考に「CP210x USB to UART Bridge Controller」が認識されているかご確認下さい。
「アップデート開始」ボタンを押します。
画面上に書き込み状況が表示されます。
アップデートが完了したらアプリケーションを終了して下さい。
アップデートに失敗した場合、再度やり直して下さい。
アップデート完了後はGIMIC上のリセットボタンを押す(2代目マザーボードシリーズのみ)か、USBコネクタを抜いて下さい。
初代マザーボードの場合は通常モードにスイッチ操作が必要です。Win版の記事⑪を参考にして下さい。
以上でファームウェアのアップデート作業は完了です。