GIMIC USB制御デモ

GIMICのUSB制御デモを公開します。以下の手順に従ってGIMICのファームウェア更新、ソフトウェアの用意を行って下さい。

2012/01/10 新ファームウェア、新c86ctlを掲載
2012/01/14 nue氏のgimic_pcidebugがv0.14にverup、対応ソフトの追記
2012/01/20 pcidebug.sysは不要とのことなので訂正

ファームウェアの更新

USB制御は専用ファームウェアを使います。以下のファームウェアに更新して下さい。
このファームを書き込むとGIMIC本体での演奏は一切できなくなりますのでご注意下さい(お試しファームの上位版ではありません)
ファームウェアの更新手順はこちらをご確認下さい。

2012/01/10版 ダウンロード:&ref(): File not found: "gimic-usbfw-r158.zip" at page "USB制御モード";

※注意事項

PCとの接続方法

ファームウェアの書き換えが終わったらUSBケーブルをGIMICの左側のUSBポートに接続して下さい。
GIMICがUSB複合デバイスとして認識されます(特にドライバをインストールする必要はありません)

gm002.jpg

PCからGIMICを制御する方法

2011/01/11 現在、c86ctlgimic_pcidebugを利用する方法があります。
c86ctlは対応ソフトの関係で現状ではOPN3L/OPNAモジュールしか利用できません。
逆にgimic_pcidebugはOPMモジュールを扱うことができます。

c86ctl+hootを使った制御方法

c86ctlでのGIMIC制御にはhootを使います。

hootのサイトから2011/12/31版(もしくはそれ以降)をダウンロードして解凍して下さい。

②hootはVC2005のランタイムを必要とするのでこれこれこれのx86版を全てインストールし、MicrosoftUpdateを行って最新の状態にして下さい。
 (OSが64bit版の場合でもx86版をインストールして下さい)

③以下のc86ctlをダウンロードして解凍し、先ほどのhootのフォルダにc86ctl.dllを移動して下さい。

2012/01/10版 ダウンロード:&ref(): File not found: "c86ctl-20120110.zip" at page "USB制御モード";

※注意事項

④hoot.iniをメモ帳などで開いて、下記の通り設定値を修正して下さい。

[config]
sampling_rate=55466 ←値を55466に変更
buffer=8        ←値を8に変更
time_slice=16      ←この行を追加
c86ctl_enable=1    ←OP3Lモジュールを使う場合は1に変更
c86ctl_enable=2    ←OPNAモジュールを使う場合は2に変更
output_midi_device=0 ←MIDIデバイス番号がMicrosoft GS~になるように変更。MIDIデバイス番号はこちらで確認して下さい。

⑤以上で設定は完了です。hootを起動して曲を再生してみて下さい。
 もし正常に動作しない場合はお使いのhoot.iniをリネームし、初期状態のhoot.iniから④の項目を変更して確認してみて下さい。

※注意事項

gimic_pcidebug+hootを使った制御方法

USB-NUCOの作者であるnue氏が新ファーム公開から1日と経たない内に新しいgimic_pcidebug.dllを公開されたので再びご紹介します。
なお、従来あったOPN3L/OPNAモジュールのサポートはなくなったようなのでご注意下さい。

gimic_pcidebug.dllは来須川電工製のPCI-FM音源ボード「ROMEO」のインターフェイスを用いてGIMICの制御を行います。
簡単に言うとROMEO対応ソフトからGIMICを制御することができます。

gimic_pcidebug.dllの利用にはVC2010のランタイムが必要です。事前にこちらを導入して下さい。

※注意事項
USB制御ファームは開発中の物をプレビューリリースとして公開しています。
GIMIC Project公式以外の作者様へのお問い合わせはご遠慮頂けますようお願い致します。

こちらのサイトの「その他→Download」からgimic_pcidebugをダウンロードし、
 gimic_pcidebug.dllをpcidebug.dllにリネーム、pcidebug.iniと共にROMEO対応ソフトと同じフォルダにコピーしてください。
 例としてhootの場合を説明します。

②pcidebug.iniをメモ帳などで開き以下の設定を行って下さい。

[GIMIC]
buffersize=500
;内部リングバッファのバッファサイズを指定
;delaymsを大きくする場合にはバッファ多めにすること

delayms=40
;発音遅延をms単位で指定

delaymsはGIMICの発音を遅延させる設定です。pcidebug経由でhootを使うとPC側の音声出力がADPCM/PCMのみになります。
この状態でGIMICとPCの音声をミックスさせることで実機相当の演奏を実現することが可能になります。
その際、PC側の音声出力よりGIMICの方が先に発音されてしまうので同期を取る為にこのオプションがあります。
なお、delaymsの値はパソコン毎に最適値が異なってきますのでトライ&エラーで最適値を求めて下さい。

③hoot.iniをメモ帳などで開いて、下記の通り設定値を修正して下さい。

[config]
sampling_rate=62500 ←値を62500に変更
buffer=8        ←値を8に変更
time_slice=16      ←この行を追加
c86ctl_enable=0    ←値を0にするかコメントアウトして下さい
output_midi_device=0 ←MIDIデバイス番号がMicrosoft GS~になるように変更。MIDIデバイス番号はこちらで確認して下さい。

lpf=0          ←hoot側のADPCM/PCM音声をクリアに聞きたい場合はLPFをオフに(お好みでどうぞ)
ym2151_type=0 or 2  ←値を1にするとgimic_pcidebug.dllが無効になるので注意して下さい
romeo_delay=0     ←値を0から変更しないで下さい
c86ctl_enable=0    ←値を0にするかコメントアウトして下さい
usbfm_enable=0    ←値を0にするかコメントアウトして下さい

④以上で設定は完了です。hootを起動して曲を再生してみて下さい。
 もし正常に動作しない場合はお使いのhoot.iniをリネームし、初期状態のhoot.iniから③の項目を変更して確認してみて下さい。

※注意事項

その他の制御方法

※訂正
2012/01/14から01/19までにかけて記載していたpcidebug.sysは実際には不要でした。該当ファイルは消して貰って構いません。

MIDIデバイスの確認

filemidienum.zipをダウンロードしてMIDIEnum.exeを実行して下さい。以下のように表示されます。

WindowsXPの場合WindowsVista/7の場合
x_device.jpg7_device.jpg

ここでプロダクト名がMicrosoft GS~のメーカーIDの上にある[]内の数値をhoot.iniのoutput_midi_device=に記載してください。


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