* GIMIC USB制御デモ [#nf7b7a6a] GIMICのUSB制御デモを公開します。以下の手順に従ってGIMICのファームウェア更新、ソフトウェアの用意を行って下さい。~ #contents ** ファームウェアの更新 [#ne8ea8b6] USB制御は専用ファームウェアを使います。以下のファームウェアに更新して下さい。~ このファームを書き込むと&color(red){GIMIC本体での演奏は一切できなくなります};のでご注意下さい(お試しファームの上位版ではありません)~ ファームウェアの更新手順は[[こちら>ファームウェアアップデート]]をご確認下さい。~ ダウンロード:&ref(gimic-usbfw-r158.zip);~ ※注意事項~ -上記ファームウェアは、pcidebug.dllとの互換性が無くなっております。~ アップデートを行った場合、利用不可となりますのでご注意下さい。~ 旧バージョン:&ref(gimic_usb4.zip);~ -新ファームウェアの公開にあわせて&color(red){c86ctl.dllも更新されています};ので両方とも更新して頂けるようにお願い致します。~ -新しいバージョンでは&color(red){c86ctl.iniが不要になりましたのでhootのフォルダから削除};をお願い致します。~ (c86ctl.iniが残っていると誤動作する可能性があります)~ ** PCとの接続方法 [#rd205ac1] ファームウェアの書き換えが終わったらUSBケーブルをGIMICの&color(red){左側のUSBポート};に接続して下さい。~ GIMICがUSB複合デバイスとして認識されます(ドライバをインストールする必要はありません)~ #ref(gm002.jpg);~ *** c86ctlでのGIMIC制御 [#id748593] c86ctlでのGIMIC制御には[[hoot:http://dmpsoft.s17.xrea.com/hoot/]]を使います。~ ①[[hootのサイト:http://dmpsoft.s17.xrea.com/hoot/]]から2011/12/31版(もしくはそれ以降)をダウンロードして解凍して下さい。~ ②hootはVC2005のランタイムを必要とするので[[これ:http://www.microsoft.com/downloads/ja-jp/details.aspx?familyid=200B2FD9-AE1A-4A14-984D-389C36F85647&displaylang=ja]]と[[これ:http://www.microsoft.com/downloads/ja-jp/details.aspx?familyid=766A6AF7-EC73-40FF-B072-9112BAB119C2&displaylang=ja]]と[[これ:http://www.microsoft.com/downloads/ja-jp/details.aspx?FamilyID=ae2e1a40-7b45-4fe9-a20f-2ed2923aca62&displaylang=ja]]のx86版を全てインストールし、MicrosoftUpdateを行って最新の状態にして下さい。~ (OSが64bit版の場合でもx86版をインストールして下さい)~ ③c86ctlをダウンロードし、先ほどのhootのフォルダにc86ctl.dllを移動して下さい。~ HID制御版 (2012/01/10):&ref(c86ctl-20120110.zip);~ ※注意事項~ -従来のc86ctlからCPU負荷が大幅に改善されました。~ -演奏に乱れが発生していた曲なども改善されています。~ -従来あったc86ctl.iniは不要になりました。&color(red){c86ctl.iniを削除して下さい};。~ -現状hoot側が対応していない為、OPMモジュールは使用できません。~ ④hoot.iniをメモ帳などで開き、[config]セクションの先頭の方にあるsampling_rateの値を55466に、bufferの値を8に変更し、~ time_slice=16とc86ctl_enable=1(OPN3L) / 2(OPNA)を追加して下さい。~ またhootのMIDI出力先がMicrosoft GS~になるようにoutput_midi_deviceの値を変更して下さい。MIDIデバイス番号は[[こちら>#b2909ec8]]で確認して下さい。~ >[config]~ sampling_rate=&color(red){55466};~ buffer=&color(red){8};~ &color(red){time_slice=16};~ &color(red){c86ctl_enable=1}; ←OP3Lモジュールの場合~ &color(red){c86ctl_enable=2}; ←OPNAモジュールの場合~ output_midi_device=&color(red){0}; ←この数値は環境によって異なります~ ⑤以上で設定は完了です。hootを起動して曲を再生してみて下さい。~ ※注意事項~ -ADPCMデータの転送には若干時間がかかりますので注意して下さい。~ PC-88系のタイトルに関してはADPCMの転送が終わるまでhootはロックされて操作できなくなります。~ PC-98系のタイトルに関してはADPCM転送中でもhootが操作できますが、転送が終わるまで曲の再生は行わないように注意して下さい。~ データ転送時はOPNAモジュールのLED1がオレンジ色にハッキリと点灯します。LED1が点滅状態(若干暗くなります)もしくは消灯するまでhootで曲を再生しないで下さい。~ hoot側が操作できるようになっても、LED1の状態を確認することを忘れないようにして下さい。~ ** MIDIデバイスの確認 [#b2909ec8] &ref(midienum.zip);をダウンロードしてMIDIEnum.exeを実行して下さい。以下のように表示されます。~ |WindowsXPの場合|WindowsVista/7の場合| |&ref(x_device.jpg);|&ref(7_device.jpg);| ここでプロダクト名がMicrosoft GS~のメーカーIDの上にある[]内の数値をhoot.iniのoutput_midi_device=に記載してください。~ ** 注意事項 [#ac4d998b] ■GIMIC側の注意事項 -USB制御ファームは開発中の為、正常に動作しない場合があります。~ -SSGPCM(PPZ/PPSDRVなど)を使う楽曲は正常に演奏できません。~ -OPN3Lモジュールを使う場合はADPCMは再生できません。~ -OPNAモジュールを使う場合はADPCMが再生可能です。~ -ADPCMデータの転送には若干時間がかかりますので注意して下さい。~ PC-88系のタイトルに関してはADPCMの転送が終わるまでhootはロックされて操作できなくなります。~ PC-98系のタイトルに関してはADPCM転送中でもhootが操作できますが、転送が終わるまで曲の再生は行わないように注意して下さい。~ データ転送時はOPNAモジュールのLED1がオレンジ色にハッキリと点灯します。LED1が点滅状態(若干暗くなります)もしくは消灯するまでhootで曲を再生しないで下さい。~ hoot側が操作できるようになっても、LED1の状態を確認することを忘れないようにして下さい。~ ■hoot側の注意事項 -hootからもFM音源のエミュレート音声が出力されますので、PC側の音声をミュートして下さい。~ -hootでのパートマスクは反映されません。~ -GIMICがフリーズしたり、FM音源のピッチが異様に高くなった場合((OPNAモジュールで発生します))はUSBケーブルを抜き差ししてhootを再起動して下さい。~