#author("2022-10-10T17:58:12+09:00;2022-04-07T21:22:47+09:00","default:gstaff","gstaff") #author("2024-08-31T18:03:28+09:00","default:gstaff","gstaff") [[主な特長>MIDI機能/主な特長]]~ [[使用前の準備>MIDI機能/使用前の準備]]~ [[GIMICをMIDIキーボードや他のMIDI音源と接続する>MIDI機能/GIMICをMIDIキーボードや他のMIDI音源と接続する]]~ [[基本操作>MIDI機能/基本操作]]~ [[演奏する>MIDI機能/演奏する]]~ ---- -[[音色を作る>MIDI機能/音色を作る]] #contents ---- [[アルペジエーター>MIDI機能/アルペジエーター]]~ [[全体に関する機能を設定する>MIDI機能/全体に関する機能を設定する]]~ [[スタンダードMIDIファイルを再生する>MIDI機能/スタンダードMIDIファイルを再生する]]~ [[MIDIインプリメンテーション>MIDI機能/MIDIインプリメンテーション]]~ [[トラブルシューティング>MIDI機能/トラブルシューティング]]~ [[変更履歴>MIDI機能/変更履歴]] *全音源共通機能 [#a61563b6] *全音源共通機能 [#n3499e55] **LFO(Low Frequency Oscillator) [#o8bcca4a] **LFO(Low Frequency Oscillator) [#a4578f74] #ref(lfo_pane.png) 音色毎に2つのLFO(Low Frequency Oscillator)を使用できます。これによって、音色にビブラートを掛けたり、トレモロなどの効果が得られます。LFOの振幅は、コントロールチェンジやノートオン・ベロシティなどによってコントロールできます。LFOの出力を使って、音色のピッチや各オペレーターの出力レベルをコントロールできます。ここで設定するLFOは音源が持っている機能ではなく、ファームウェア上のソフトウェアによって実現されています。そのため、どの音色タイプでも共通の仕様となっています。 音色毎に2つのLFO(Low Frequency Oscillator)を使用できます。これによって、音色にビブラートを掛けたり、トレモロなどの効果が得られます。LFOの振幅は、コントロールチェンジやノートオン・ベロシティなどによってコントロールできます。LFOの出力を使って、音色のピッチや各オペレーターの出力レベルをコントロールできます。ここで設定するLFOは音源が持っている機能ではなく、ファームウェア上のソフトウェアによって実現されています。そのため、どの音色タイプでも同じ機能を利用できます。 ***LFOの掛かり先を設定する [#gd00f41b] ***LFOの掛かり先の感度を設定する [#ic305cbf] 「Pitch<」に値を設定すると、LFOの出力は音色のピッチを変化させます。その他の設定可能な出力先は音色タイプによって異なります。4オペレーター系のFM音源では、Op1〜4に値を設定すると、対応するオペレーターの出力レベル(TL)を変化させます。選択されている音色タイプによっては、設定可能な出力先は4つ未満の場合もあります。 [Pitch<]に値を設定すると、LFOの出力は音色のピッチを変化させます。その他の設定可能な出力先は音色タイプによって異なります。4オペレーター系のFM音源では、Op1〜4に値を設定すると、対応するオペレーターの出力レベル(TL)を変化させます。選択されている音色タイプによっては、設定可能な出力先は4つ未満の場合もあります。 ***LFOのパラメータを設定する [#oa790eca] ***LFOのパラメータを設定する [#d030f6bf] ''Input'' LFO波形の振幅を、さまざまな入力ソースによってコントロールすることができます。次の入力ソースが使用できます。 LFO波形の振幅を、様々な入力ソースによってコントロールする事ができます。以下の入力ソースが使用できます。 - Off ... LFOを無効化 - Max ... 常に最大の振幅 - Velocity ... ノートオンベロシティ - AfterTouch ... チャンネルアフタータッチ - AfterTouch ... チャンネルアフタータッチ - Key ... ノート番号 - CC#1 ... モジュレーションホイール - CC#2 ... ブレス・コントロール - CC#4 ... フット・コントロール - CC#8 ... バランス・コントロール - CC#16 ... 汎用操作子 1 - CC#17 ... 汎用操作子 2 - CC#18 ... 汎用操作子 3 - CC#19 ... 汎用操作子 4 - CC#70 ... サウンド・バリエーション - CC#71 ... ハーモニック・コンテント - CC#74 ... ブライトネス(64=Center) ''Depth'' ''PMCtrl Bias'' ピッチモジュレーション対象の感度をこの数値分だけ減らします。たとえば、Pitchへ掛かる量が50のとき、PMCtrl Biasを50に設定すると、掛かり具合は0になります。Inputをコントロールチェンジで操作したい場合、Inputが0のときには掛からず、数値を上げたときだけ掛かるようにするには、感度値と同じ数値に設定すると実現できます。 入力ソースによってコントロールされた振幅をさらに調節します。 ''AMCtrl Bias'' アンプモジュレーション対象の感度をこの数値分だけ減らします。たとえば、対象オペレータへ掛かる量が50のとき、AMCtrl Biasを50に設定すると、掛かり具合は0になります。Inputをコントロールチェンジで操作したい場合、Inputが0のときには掛からず、数値を上げたときだけ掛かるようにするには、感度値と同じ数値に設定すると実現できます。 ''PMSens'' モジュレーションをピッチに掛ける深さを設定します。 ''AMSens'' モジュレーションを振幅に掛ける深さを設定します。 ''Waveform'' LFOの波形形状を選択します。 ''Freq'' LFOの周波数を調節します。 ''FadeIn'' ''FadeIn'' LFOのフェードイン時間を設定します。 ''Delay'' キーオンのタイミングからLFOの開始を遅らせます。 ''MIDI Sync'' Onにした場合、LFOの周期は、MIDI-INコネクタに入力されたMIDIクロックが基準になります。LFOの周期は、4拍分の時間をFreqの数値で割った長さになります。この機能を利用するには、外部MIDIクロックを受け取るように設定されていなければなりません。([EDITOR]>[Global]>[Common]>[Arp/LFO Tempo Source]) Onにした場合、LFOの周期は、MIDI-INコネクタに入力されたMIDIクロックが基準になります。LFOの周期は、4拍分の時間をFreqの数値で割った長さになります。この機能を利用するには、外部MIDIクロックを受け取るように設定されていなければなりません。(設定:[EDITOR]>[Global]>[Common]>[Arp/LFO Tempo Source]) ''KeyOn Reset'' ''KeyOn Sync'' Onにした場合、キーオン時にLFOの位相をリセットします。 **Envelopeエディタ [#bb639bc2] **Envelopeエディタ [#m03db45d] #ref(envelopr_pane.png) 音色毎に2つのエンベロープジェネレーターを使用できます。これによって、音色にピッチや音量の時間変化を持たせることができます。Envelopeの振幅は、コントロールチェンジやノートオン・ベロシティなどによってコントロールできます。Envelopeの出力を使って、音色のピッチや各オペレーターの出力レベルをコントロールできます。ここで設定するEnvelopeは音源が持っている機能ではなく、ファームウェア上のソフトウェアによって実現されています。そのため、どの音色タイプでも共通の仕様となっています。 音色毎に2つのエンベロープジェネレーターを使用できます。これによって、音色にピッチや音量の時間変化を持たせることができます。Envelopeの振幅は、コントロールチェンジやノートオン・ベロシティなどによってコントロールできます。Envelopeの出力を使って、音色のピッチや各オペレーターの出力レベルをコントロールできます。ここで設定するEnvelopeは音源が持っている機能ではなく、ファームウェア上のソフトウェアによって実現されています。そのため、どの音源を使用しても同じ機能を利用できます。 ***エンベロープの掛かり先を設定する [#gb5e70ab] ***エンベロープの掛かり先を設定する [#lec01619] 「Pitch<」に値を設定すると、エンベロープの出力は音色のピッチを変化させます。その他の設定可能な出力先は音色タイプによって異なります。4オペレーター系のFM音源では、Op1〜4に値を設定すると、対応するオペレーターの出力レベル(TL)を変化させます。選択されている音色タイプによっては、設定可能な出力先は4つ未満の場合もあります。 [Pitch<]に値を設定すると、エンベロープの出力は音色のピッチを変化させます。その他の設定可能な出力先は音色タイプによって異なります。4オペレーター系のFM音源では、Op1〜4に値を設定すると、対応するオペレーターの出力レベル(TL)を変化させます。選択されている音色タイプによっては、設定可能な出力先は4つ未満の場合もあります。 ***エンベロープのパラメータを設定する [#o3e7b5af] ***エンベロープのパラメータを設定する [#bdf358dc] ''Input'' エンベロープの振幅を、様々な入力ソースによってコントロールする事ができます。以下の入力ソースが使用できます。 エンベロープの振幅を、さまざまな入力ソースによってコントロールすることができます。次の入力ソースが使用できます。 - Off ... 無効化 - Max ... 常に最大の振幅 - Velocity ... ノートオンベロシティ - AfterTouch ... チャンネルアフタータッチ - AfterTouch ... チャンネルアフタータッチ - Key ... ノート番号 - CC#1 ... モジュレーションホイール - CC#2 ... ブレス・コントロール - CC#4 ... フット・コントロール - CC#8 ... バランス・コントロール - CC#16 ... 汎用操作子 1 - CC#17 ... 汎用操作子 2 - CC#18 ... 汎用操作子 3 - CC#19 ... 汎用操作子 4 - CC#70 ... サウンド・バリエーション - CC#71 ... ハーモニック・コンテント - CC#74 ... ブライトネス(64=Center) ''Depth'' 入力ソースによってコントロールされた振幅をさらに調節します。 ''A/H/D/SL/RL'' 以下の方式で、エンベロープの形状をコントロールします。 次の方式で、エンベロープの形状をコントロールします。 - A(Attack Time) - H(Hold Time) - D(Decay Time) - SL(Sustain Level) - RR(Release Rate) - RL(Release Level) - A(Attack Time) - H(Hold Time) - D(Decay Time) - SL(Sustain Level) - RR(Release Rate) - RL(Release Level) ''Curve'' アタック、ディケイ、リリース時の変化カーブを調節します。 ''KeyScaling'' ''KeyScaling'' プラス方向に設定すると、ノートナンバーが高くになるにしたがってエンベロープが速くなり、マイナス方向に設定すると、低い音程のときエンベロープが速くなります。 ''VelocityScaling'' ''VelocityScaling'' プラス方向に設定すると、弱いベロシティではエンベロープが速くなります。マイナスに設定すると強いベロシティのときエンベロープが速くなります。 **KeyScalingエディタ [#e15bfca1] **KeyScalingエディタ [#xa6134a7] #ref(ksl_pane.png) ピアノのような楽器では、高いピッチであるほど、柔らかい音色になり、ハンマーの位置が変わるため、聴いている位置によっては左右の定位が変わります。このように、キーの位置によって音色のパラメータを変化させたい場合に、HeyScaling機能が役に立つ場合があります。 ピアノのような楽器では、高いピッチであるほど、柔らかい音色になり、ハンマーの位置が変わるため、聴いている位置によっては左右の定位が変わります。このように、キーの位置によって音色のパラメータを変化させたい場合に、KeyScaling機能が役に立つ場合があります。 ***KeyScalingの掛け先を設定する [#ac5c7e20] ***KeyScalingを掛ける先を設定する [#c9722312] 「Pan<」に値を設定すると、キースケーリングの出力は音色の定位を変化させます。その他の設定可能な出力先は音色タイプによって異なります。4オペレーター系のFM音源では、Op1〜4に値を設定すると、対応するオペレーターの出力レベル(TL)を変化させます。選択されている音色タイプによっては、設定可能な出力先は4つ未満の場合もあります。 [Pan<]に値を設定すると、キースケーリングの出力は音色の定位を変化させます。その他の設定可能な出力先は音色タイプによって異なります。4オペレーター系のFM音源では、Op1〜4に値を設定すると、対応するオペレーターの出力レベル(TL)を変化させます。選択されている音色タイプによっては、設定可能な出力先は4つ未満の場合もあります。出力先毎に別のカーブを設定できます。画面下部には現在編集中の出力先のカーブが表示されます。 ***KeyScalingのパラメータを設定する [#t77853c7] ***KeyScalingのパラメータを設定する [#n4938aae] ''MinLevel/Curve'' ''MinLevel/MaxLevel'' 最低音(ノートナンバー=0)の時の加算値を設定します。また、「Curve」のパラメーターを調節する事で、0に向かう曲線の曲がり具合を調節します。 出力先がPanの場合は、直線のカーブのみが設定できます。MinLevel/MaxLevelはそれぞれ、ノートナンバーの0と127の場合の変化量です。感度をマイナスに設定するとカーブが上下反転します。 ''CenterKey'' ''Type'' 加算値が0になるノートナンバーを設定します。 Pan以外の出力先の場合は、次のあらかじめ用意されたカーブを選択します。 ''MaxLevel/Curve'' - -Curve0 ... 左端が固定された直線です。 - +Curve0 ... 右端が固定された直線です。 - -Curve1 ... 左端が固定された緩やかな放物線です。 - +Curve1 ... 右端が固定された緩やかな放物線です。 - -Curve2 ... 左端が固定されたやや急峻な放物線です。 - +Curve2 ... 右端が固定されたやや急峻な放物線です。 - -Curve3 ... 左端が固定された急峻な放物線です。 - +Curve3 ... 右端が固定された急峻な放物線です。 - -Lin ... 左端が固定された直線です。FB-01と互換性があります。 - +Lin ... 右端が固定されたS字の曲線です。FB-01と互換性があります。 - -Exp ... 左端が固定された放物線です。FB-01と互換性があります。 - +Exp ... 右端が固定された放物線です。FB-01と互換性があります。 - -Exp2 ... 左端が固定された急峻な放物線です。DXシリーズと互換性があります。 - +Exp2 ... 右端が固定された急峻な放物線です。DXシリーズと互換性があります。 最高音(ノートナンバー=127)の時の加算値を設定します。また、「Curve」のパラメーターを調節する事で、最高値に向かう曲線の曲がり具合を調節します。 **音色をSDカードに書き出す [#o068601b] **音色をSDカードに書き出す [#k646b825] #ref(patch_export.png) 書き出したパッチは、.gtpの拡張子を持ったファイルとして、SDカード内に保存されます。 #ref(patch_export.png) + 作成した音色をSDカードに書き出すには、[Export]にカーソルを合わせ、5ボタンまたはEnterキーを押します。 + 作成した音色をSDカードに書き出すには、[Export]にカーソルを合わせ、[5ボタン]または[Enter]キーを押します。 + 保存したいファイル名と保存場所を指定し、[Save]ボタンを押します。 **SDカードから音色を読み込む [#ge9934a6] **SDカードから音色を読み込む [#y14072f5] 上の手順で書き出したパッチ、あるいは「Export all Patches..」機能で書き出したバンク、または外部音色データを、編集中のパッチに読み込むには以下の手順を行います。 上の手順で書き出したパッチ、あるいは[Export all Patches..]機能で書き出したバンクまたは、外部音色データを編集中のパッチに読み込むには次の手順を行います。 #ref(patch_import.png) + 音色データファイル内の一つの音色を、編集中のPatchに読み込むには、[Import]にカーソルを合わせ、5ボタンまたはEnterキーを押します。 + [Import]にカーソルを合わせ、5ボタンまたはEnterキーを押します。 #ref(open_dialog.png) + SDカード内に保存されたPatchデータ(.gtpファイル)を選択し、[Open]ボタンを押します。 + SDカード内の対応ファイルを選択し、[Open]ボタンを押します。 + 複数の音色が含まれている形式の場合は、ファイル内の音色を1つ選択してください。 **現在のパッチをコピー&ペーストする [#bb13bba0] 次のフォーマットのファイルから音色を読み込めます。 - G.I.M.I.Cの保存形式: gtp, gtb - シンセ系syx: DX21,27,100(VCED), FB-01, TX81Z(ACED) - PC98系: ff, FMP(opi,ovi,ozi), PMD(m,m2) - OPM系: MXDRV(mdx), fxb(VOPM), ffopm - OPL3: wopl, opli, opl, ad **現在のパッチをコピー&ペーストする [#pce6e1f1] #ref(patch_copy.png) 「Cpy」を押すと、編集中のパッチを、LFO,Envelope,KeyScalingも含めてコピーします。コピーされた状態で、「Pst」を押すと、コピーされている内容で編集中のパッチを置き換えます。 [Cpy]を押すと、編集中のパッチを、LFO,Envelope,KeyScalingも含めてコピーします。コピーされた状態で、[Pst]を押すと、コピーされている内容で編集中のパッチを置き換えます。 **音色を最後の保存状態に戻す [#t5c6b1d4] **音色を最後の保存状態に戻す [#e2ff84a4] #ref(patch_revert.png) 「Rvt」ボタンを押すと、編集中のパッチを、最後に保存された状態に復帰します。編集中のパッチは、編集画面を退出した際に自動的に保存されます。 [Rvt]ボタンを押すと、編集中のパッチを、最後に保存された状態に復帰します。編集中のパッチは、編集画面を退出した際に自動的に保存されます。 **プリセット音色をロードする [#n19c6212] **プリセット音色をロードする [#d8b0b446] #ref(patch_load_preset.png) 「Prs」ボタンを押すと、編集中のパッチと同じ音色タイプのプリセット音色を読み込みます。 [Prs]ボタンを押すと、編集中のパッチと同じ音色タイプのプリセット音色を読み込みます。 #ref(choose_preset.png) **ランダム音色を生成する [#c5d2e4ee] **ランダム音色を生成する [#hdc1ac57] #ref(patch_random_generate.png) ランダムな音色を生成し、編集中のパッチを置き換えます。OPL3の場合、選ばれているアルゴリズムのオペレーター数は維持されます。 **複数のパッチを組み合わせた音色を作成する [#a7d4d392] **複数のパッチを組み合わせた音色を作成する [#v2394a65] #ref(layer_common.png) 複合パッチは、音色のバンクの1つとして組み込まれています。これを使用すると、1つのMIDIch内で、最大8つの音色を重ねたり、キーの範囲によって複数の音色を切り替えて鳴らすことができます。 ***複合音色のパラメータを設定する [#l6d194e9] ***複合音色のパラメータを設定する [#c9f9b263] ''Name'' 音色名を設定します ***レイヤーの音色パラメータを設定する [#zbc9d69b] ***レイヤーの音色パラメータを設定する [#t7bf2a5b] 全部で8つのレイヤーに、それぞれ任意のパッチを1つずつ割り当てる事ができます。使用しないレイヤーは、パッチを未割り当て状態(Disabled)にしておく事ができます。 全部で8つのレイヤーに、それぞれ任意のパッチを1つずつ割り当てることができます。使用しないレイヤーは、パッチを未割り当て状態(Disabled)にしておくことができます。 #ref(layer_editor.png) ''Patch'' レイヤーに割り当てるパッチを選択します。「Disabled」に設定すると、そのレイヤーは使用されません。 レイヤーに割り当てるパッチを選択します。[Disabled]に設定すると、そのレイヤーは使用されません。 ''Device Select'' 同種音源が複数ある場合に、鳴らすデバイスを選択します。通常は0に設定してください。 ''Note Limit Low/High'' レイヤーが発音する最低音と最高音のノート番号を指定します。ここで設定した音域外では発音されません。 ''Transpose'' レイヤーのピッチの基準音程からの変化量を半音単位で指定します。 ''Volume'' レイヤーのボリューム加算値を指定します。 ''Pan'' レイヤーのパンポット加算値を指定します。 ''X-Y Position'' #ref(xypad.png) 2軸コントローラーを使用して、複数の音色のバランスをコントロールする機能です。2つのコントロールチェンジをX軸とY軸に見立てて、どの位置で発音するかを設定します。デフォルトの状態では、横軸は CC#2に、縦軸は CC#4に割り当てられています。変更する場合は[[「Global」>「Common」>「X(Y) Control」:../全体に関する機能を設定する]]で設定します。電源投入時のコントローラーの初期座標は、0,0(左上)に設定されます。 2軸コントローラーを使用して、複数の音色のバランスをコントロールする機能です。2つのコントロールチェンジをX軸とY軸に見立てて、どの位置で発音するかを設定します。デフォルトの状態では、横軸は CC#2に、縦軸は CC#4に割り当てられています。変更する場合は[[[Global]>[Common]>[X(Y) Control]:../全体に関する機能を設定する]]で設定します。電源投入時のコントローラーの初期座標は、0,0(左上)に設定されます。 **他のSDカードの音色バンクに入れ替える [#ld7af2f9] **他のSDカードの音色バンクに入れ替える [#q4d726a3] SDカードで動作している場合、別のSDカードに差し替える事で、読み込み中の全音色を別のものに入れ替える事ができます。 SDカードで動作している場合、別のSDカードに差し替えることで、読み込み中の全音色を別のものに入れ替えることができます。 **別の作業環境に切り替える [#k76a76ec] **別の作業環境に切り替える [#i2b17265] SDカードで動作時には、Workspace機能が使用できます。これを使用すると、SDカードを入れ替える事なく、別の作業状態に切り替える事ができます。 SDカードで動作時には、Workspace機能が使用できます。これを使用すると、SDカードを入れ替えることなく、別の作業状態に切り替えることができます。 別のWorkspaceに切り替えるには、[EDITOR]>[Workspace No.] を変更します。 #ref(workspace.png) Workspaceには以下のデータが含まれます。 Workspaceには次のデータが含まれます。 - MIDIチャンネル設定 - 複合音色バンク - パッチ音色バンク - Global>Common設定 - Global>モジュール別設定 - ユーザーチューニング設定 - アルペジオパターン - ロードするBRRファイルのリスト - ロードするADPCMファイルのリスト 使用したことのないWorkspace No.を選択した場合、初期データが読み込まれ、Workspaceが初期化されます。 未使用のWorkspace No.を選択した場合、初期データが読み込まれ、Workspaceが初期化されます。 **現在の作業環境のパッチ音色バンクを保存する [#df6b2f52] **現在の作業環境のパッチ音色バンクを保存する [#ice0be95] [EDITOR]>[Workspace No.]>[Export all Patchs..]を選択すると、SDカード内に、現在のパッチ音色バンクを1つのファイルに保存します。 **現在の作業環境のパッチを保存されたパッチ音色バンクに置き換える [#ib56bf58] **現在の作業環境のパッチを保存されたパッチ音色バンクに置き換える [#m316c73b] [EDITOR]>[Workspace No.]>[Import all Patchs..]を選択すると、SDカード内に保存された、パッチ音色バンクを現在の作業環境に読み込みます。