#author("2022-04-07T21:13:51+09:00;1970-01-01T18:00:00+09:00","default:gstaff","gstaff") #author("2024-08-31T18:07:34+09:00","default:gstaff","gstaff") [[主な特長>MIDI機能/主な特長]]~ [[使用前の準備>MIDI機能/使用前の準備]]~ [[GIMICをMIDIキーボードや他のMIDI音源と接続する>MIDI機能/GIMICをMIDIキーボードや他のMIDI音源と接続する]]~ [[基本操作>MIDI機能/基本操作]]~ [[演奏する>MIDI機能/演奏する]]~ ---- -[[音色を作る>MIDI機能/音色を作る]] #contents ---- [[アルペジエーター>MIDI機能/アルペジエーター]]~ [[全体に関する機能を設定する>MIDI機能/全体に関する機能を設定する]]~ [[スタンダードMIDIファイルを再生する>MIDI機能/スタンダードMIDIファイルを再生する]]~ [[MIDIインプリメンテーション>MIDI機能/MIDIインプリメンテーション]]~ [[トラブルシューティング>MIDI機能/トラブルシューティング]]~ [[変更履歴>MIDI機能/変更履歴]] *OPL3エディタ [#gc4187ac] *OPL3エディタ [#e4be5713] #ref(opl3_editor.png) OPL3はPC/AT互換機向けのサウンドボードに多く搭載されていました。各オペレーターは8種類の基本波形を選択できるため、2オペレーターのみの使用でも多彩な音色が作成できます。4オペレーター音色も作成できますが、用意されているアルゴリズムの種類がOPMやOPN系とは異なる点に注意してください。OPL3には、2オペレーター音色、4オペレーター音色、擬似4オペレーター音色、リズム音のように異なるタイプのボイスが混在しています。2オペレーター音色のみを使用する場合、最大18音まで発音出来ますが、4オペレーター音色は1音発音する毎に2オペレーター音色2音分の発音数を消費します。また、同時に発音できる4オペレーター音色は最大6音です。(擬似4オペレーター音色の場合は9音)さらに、リズム音を使用する場合は、2オペレーターボイス3音分を消費します。 OPL3はWindows98以前のPC/AT互換機向けのサウンドボードの多くに搭載されていました。各オペレーターは8種類の基本波形を選択できるため、2オペレーターのみの使用でも多彩な音色が作成できます。4オペレーター音色も作成できますが、用意されているアルゴリズムの種類がOPMやOPN系とは異なる点に注意してください。OPL3には、2オペレーター音色、4オペレーター音色、擬似4オペレーター音色、リズム音のように異なるタイプのボイスが混在しています。2オペレーター音色のみを使用する場合、最大18音まで発音できますが、4オペレーター音色は1音発音する毎に2オペレーター音色2音分の発音数を消費します。また、同時に発音できる4オペレーター音色は最大6音です。(擬似4オペレーター音色の場合は9音)さらに、リズム音を使用する場合は、2オペレーターボイス3音分を消費します。 **OPL3 Common Params [#f60c0472] **OPL3 Common Params [#q12c70c9] #ref(opl3_common_pane.png) OPL3のCommon Paramsの設定内容はOPM等と同様ですが、擬似4オペレーター音色の場合、2オペレーター音色を2音重ねて表現されるため、op1,2(M)とop3,4(S)に別々の値を設定できます。 OPL3のCommon Paramsの設定内容はOPM等と同様ですが、擬似4オペレーター音色の場合、2オペレーター音色を2音重ねて表現されるため、op1,2(M)とop3,4(S)に別々の値を設定できます。 ''Connect'' #ref(opl3alg.png) OPL3のアルゴリズムは、2オペレーター系と4オペレーターを含み、OPNやOPMとは異なります。フィードバックが2箇所に設定可能なアルゴリズムがありますが、これは擬似4オペレーター音色で、2オペレーター音色を2音重ねて表現されます。 ''Feedback'' ''Feedback'' OPMのセクションを参照してください。 2カ所にフィードバックのあるアルゴリズムの場合、フィードバック量を個別に設定できます。 ''Transpose'' 2カ所にフィードバックのあるアルゴリズムの場合、1,2と3,4のオペレーターを別々に設定できます。 ''Tuning'' OPMのセクションを参照してください。 2カ所にフィードバックのあるアルゴリズムの場合、1,2と3,4のオペレーターを別々に設定できます。 ''Pan'' OPMのセクションを参照してください。 2カ所にフィードバックのあるアルゴリズムの場合、1,2と3,4のオペレーターを別々に設定できます。 **OPL3 Slot Params [#b5207e5d] **OPL3 Slot Params [#lac9fc7d] #ref(opl3_slot_pane.png) ''Wave'' #ref(opl3_waves.png) オペレーターの波形を選択します。 ''音色のパラメータ'' 以下のパラメータについてはOPMのセクションを参照してください。 次のパラメータについてはOPMのセクションを参照してください。 - Level(Total Level) - Velo(Velocity Sensitivity) - KOnRTrg(KeyOn FastRelease Trigger) - AR(Attack Rate) - DR(Decay Rate) - SR(Sustain Rate) - SL(Sustain Level) - RR(Release Rate) - Level(Total Level) - Velo(Velocity Sensitivity) - FrceDmp(Force Damping) - AR(Attack Rate) - DR(Decay Rate) - SR(Sustain Rate) - SL(Sustain Level) - RR(Release Rate) ''KSL(Key Scaling Level)'' ''KSL(Key Scaling Level)'' ピアノなどの楽器音は、高いピッチになればなるほど減衰します。このような楽器の特性をシミュレートしたい場合に設定します。設定すると、高いピッチになるに従ってオペレーターの出力レベルが小さくなっていきます。 ピアノなどの楽器音は、高いピッチになればなるほど減衰します。このような楽器の特性をシミュレートしたい場合に設定します。設定すると、音程が高くなるにしたがってオペレーターの出力レベルが小さくなっていきます。 |KSL|0|1|2|3|h |減衰量|0|1.5dB/oct|3dB/oct|6dB/oct| ''MUL(Multiple)'' ''MUL(Multiple)'' オペレーターの周波数比を設定します。音源の仕様上、11は10と同じ、13は12と同じ、14は15と同じ周波数比になる事に注意してください。 オペレーターの周波数比を設定します。音源の仕様上、11は10と同じ、13は12と同じ、14は15と同じ周波数比になることに注意してください。 ''AM(Amplitude Modulation Enable)'' ''AM(Amplitude Modulation Enable)'' ハードウェアLFOの音量への変調を有効にします。 ''VIB(Vibrato Enable)'' ''VIB(Vibrato Enable)'' ハードウェアLFOのピッチへの変調を有効にします。 ''Sustain'' Onにすると、エンベロープがサスティンレベルに達すると、常にキーオフまで一定の音量を維持します。Offの場合は、ディケイタイムの後すぐにリリースに移行しますが、キーオン中はSRのレートに、キーオフ後はRRのレートが適用されます。 ''KSR(Key Scaling Rate)'' ''KSR(Key Scaling Rate)'' Onにすると、ピッチが高くなるに従って、エンベロープが速くなります。 Onにすると、ピッチが高くなるにしたがって、エンベロープが速くなります。