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このページではFMPの曲データを作成する為に必要最低限の手順を説明します。
ここで紹介するソフトの使い方はそれぞれのマニュアルを確認して下さい。
FMPとはぐぅ氏制作のPC-9800シリーズ用FM音源ドライバです。PC-9800シリーズにおける主要なFM音源ドライバの一つです。
GIMICのスタンドアロンモードにはFMP互換ドライバが組み込まれている為、FMPデータを直接再生することが可能です。
FMPでの楽曲作成はMMLという言語を用いてテキストファイルに演奏情報を記載します。
ただしFMPはそのテキストファイルをそのまま演奏情報として解釈することはできませんので、コンパイラを使ってバイナリデータに変換し、
そのバイナリデータをFMPに渡すことによって演奏を行います。
FMPのシステム一式はVectorのソフトウェアライブラリからダウンロードすることができますが、
これらはPC-9800シリーズ専用のソフトウェアである為、現在のWindows環境下では動作しません。
ぐぅ氏によりPC-98依存部が取り除かれたコンパイラが提供されていますのでこちらからダウンロードして下さい。
FMC316Z.LZHに含まれるFMC.EXEがMMLコンパイラ、MML.TXTがMMLの仕様書です。
ただしFMC.EXEは16bitバイナリの為、32bit Windowsであればそのまま動作しますが、
64bit Windowsで動作させる場合はMS-DOS Player for Win32-x64が必要になります。
PVIとはADPCMデータを格納する為のデータ形式です。格納できるデータ形式はYM2608仕様のADPCMです。
現在ADPCMデータを作るとした場合、WAVデータをADPCMデータに変換するのが最も効率が良いと思いますので変換ツールを紹介しておきます。
作成したADPCMデータをFMPから直接読み取ることはできませんので、各々のデータを連結してPVIファイルを作る必要があります。
KAJA氏制作のPCM Utility for PVI filesを使うことでPVIファイルを作成することができます。
Windows環境下でFMPデータを再生するにはC60氏制作のFMPMD2000を使います。
FMPMD2000のシステム一式はC60氏のサイトからダウンロードすることができます。
FMPMD2000及びWinFMPをダウンロードして下さい。
なお著作権の関係により、YM2608のリズム音源はそのままでは鳴りません。GIMICから録音してWAVファイルに落とし込む必要があります。
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