このページではGIMICのファームウェアのアップデート方法について解説します。
GIMICには現在3種類のファームウェアがあり、それぞれ機能が異なっています。違いは以下の通りです。
標準ファーム | お試しファーム | USB制御ファーム | |
GIMIC本体で再生 できるデータ形式 | S98ファイル | S98ファイル、MDXデータ PMDデータ、FMPデータ | なし |
GIMIC本体のボタン操作 | 可 | 可 | 不可 |
PCからの制御 | GimicRemoter GimicRemoterA | ターミナル接続 (TeraTermなど) | hootなど |
液晶表示 | 可(タグ情報の表示) | 可(S98以外は鍵盤表示有り) | 不可 |
USBテンキー接続 | 可 | 不可 | 不可 |
現在のGIMICはお試しファームを書き込んだ状態で頒布しています。
お試しファームでもS98ファイルが再生できる為、現在は標準ファームを導入する必要はありません。
近いうちに標準ファームとお試しファームは統合される予定です。
まずファームウェアのアップデータを以下よりダウンロードして下さい。
次に必要なファームウェアを以下のページからダウンロードして下さい。
GIMICのファームウェアをアップデートする時はCPU基板にあるスイッチを切り替える必要があります。
また、PC側にドライバをインストールする必要があります。
①GIMICのCPU基板上にあるスイッチを爪楊枝などで右から左にスライドして下さい(以下画像の④のスイッチ)
#ref(): File not found: "CPUboard.png" at page "ファームウェアアップデート"
①先ほどダウンロードしたGIMIC_FirmUpdater.zipを解凍してください。
②ダウンロードしたファームウェアも解凍してください。拡張子が"hex"のファイルがファームウェアになります。
ファイル名は固定ではありませんので、USB制御ファームはファイル名がgimic.hexになっています。
ここでは例としてお試しファーム2011/12/26版で解説していきます。
③s98player.hex(もしくはgimic.hex)をGIMIC_FirmUpdaterのフォルダに移動します。
④WriteFlash.batを実行します。以下の画面が表示されます。
⑤GIMICのCOMポート番号を数字2桁(COM3の場合は03)で入力して下さい。
⑥以下の表示が行われますので書き込みたいhexファイルとCOMポート番号が合っているか確認し、何かキーを押して下さい。ファームウェアのアップデートが始まります。
ポート番号を間違えた場合はウインドウを×ボタンで閉じてWriteFlash.batを再実行して下さい。
※WriteFlash.batは同じフォルダにs98player.hex、もしくはgimic.hexが置いてあると自動で認識します。両方が置いてある場合はs98player.hexを優先して認識します。
もしファームウェアのファイル名がs98player.hex、gimic.hex以外の場合はリネームして下さい。
⑦ファームウェアのアップデート中はウインドウを絶対に閉じないで下さい。アップデートが終わると「Writing...(略)...Passed.」と表示されます。
※なお、存在しないCOMポート番号を入力した場合は以下のように表示されます。