* ファームウェアアップデート手順 [#f10380f2]
このページではGIMICのファームウェアのアップデート方法について解説します。~
なお、&color(red){ファームウェアのアップデート作業は自己責任};でお願い致します。~

#contents

** GIMICのファームウェアについて [#xa37b573]
GIMICには2種類のファームウェアがあり、それぞれ機能が異なっています。違いは以下の通りです。~

|FWの種類|スタンドアロンFW|USB制御FW|
|GIMIC本体で再生&br;できるデータ形式|S98ファイル、MDXデータ&br;PMDデータ、FMPデータ|なし|
|GIMIC本体のボタン操作|可|MB1:不可&br;MB2:音量操作のみ可|
|PCからの制御|ターミナル接続&br;(TeraTermなど)|hootなど対応アプリ|
|液晶表示|MB1:可(S98以外は鍵盤表示有り)&br;MB2:不可|不可|

現在のGIMICはスタンドアロンFWを書き込んだ状態で頒布しています。~

** ファームウェアのダウンロード [#hc5f9274]
まずファームウェアのアップデータを以下よりダウンロードして下さい。~

#ref(gimicupdater_120109.zip);~

次にファームウェアを以下のページからダウンロードして下さい。~

-[[スタンドアロンFW>スタンドアロンFW]]
-[[USB制御FW>USB制御FW]]

** ドライバの導入 [#b29f100e]
GIMICをPCに接続するとドライバを要求されますので事前にドライバをインストールします。~
[[Silicon Labs社のサイト:http://www.silabs.com/products/mcu/pages/usbtouartbridgevcpdrivers.aspx]]からドライバ(CP210x USB to UART Bridge VCP Drivers)をダウンロードしてインストールして下さい。~
ドライバはWindowsXP/Vista/7/8に対応しています。Vista/7/8に関しては64bit版も対応しています。~

#ref(driver001.jpg);~

①ダウンロードしたドライバを実行します。Nextをクリック。~
#ref(driver002.jpg);~
②I accept~を選択し、Nextをクリック。~
#ref(driver003.jpg);~
③Nextをクリック。~
#ref(driver004.jpg);~
④Installをクリック。~
#ref(driver005.jpg);~
⑤Finishをクリック(チェックボックスは付けたままでOKです)~
#ref(driver006.jpg);~
⑥USB to UART Bridge Driverのインストーラが起動するのでInstallをクリック。~
#ref(driver007.jpg);~
⑦OKをクリックし、&color(red){PCを再起動};して下さい。以上でドライバのインストールは完了です。~
#ref(driver008.jpg);~

** GIMICをアップデートモードに切り替え [#n181ce9e]
初代マザーボード(GMC-MB1)、2代目マザーボード(GMC-MB2)で切り替え方が異なります。~

***初代マザーボード(GMC-MB1)の場合 [#j701013c]
GIMICのファームウェアをアップデートする時はCPU基板上にあるスイッチを切り替える必要があります。~

①GIMICからUSBケーブルを外して電源を落とし、CPU基板上にある黒いスイッチを右から左にスライドして下さい(以下の画像の赤矢印の物)~
#ref(gm000.jpg);~

 スイッチはモジュールを取り外さなくてもUSB端子の隙間から爪楊枝などでスライドさせることが可能です。~
 &color(red){スイッチは折れやすい為、力をかけすぎないように注意して動かして下さい};。~
 またスイッチを切り替える時はGIMICからUSBケーブルを抜き、&color(red){電源が落ちている状態で};行ってください。~
#ref(gm003.jpg);~
#ref(gm004.jpg);~

②GIMICの右側のUSBポートにケーブルを繋ぎ、PCと接続して下さい。~
#ref(gm001.jpg);~

&aname(comport);③デバイスマネージャーを開くと「ポート(COMとLPT)」に「Silicon Labs CP210x USB to UART Bridge (COM?)」が追加されます。~
// この括弧内の&color(red){COMポートの番号を覚えておいて下さい};(ファームウェアのアップデートに必要です)~
#ref(driver009.jpg);~

***2代目マザーボード(GMC-MB2)の場合 [#h7022662]
①Professional版の場合はACアダプタを外して下さい(ファームウェアアップデート時には接続不要です)~
①Professional版の場合はACアダプタを外して下さい(ファームウェアアップデート時にACアダプタは接続しないで下さい)~

②USBケーブルをPCから取り外し、GIMICの電源ボタンを押しながらUSBケーブルをPCに接続するとアップデートモードに移行します。~
 USBケーブルを接続した後は電源ボタンから指を離しても構いません。~

※アップデートモードに入るとPOWER/STATUS LEDは点灯しません。またPOWERスイッチを再度押してもPOWER LEDは点灯しません。~
 何度やってもデバイスマネージャーで認識されないという場合はPOWERスイッチを再度押してPOWER LEDが点灯するか確認して下さい。~
 もしPOWER LEDが点灯してしまう場合、&color(red){充電しかできないmicroUSBケーブル};を使っている可能性が非常に高いです。~

③デバイスマネージャーを開くと「ポート(COMとLPT)」に「Silicon Labs CP210x USB to UART Bridge (COM?)」が追加されます。~
#ref(driver009.jpg);~

※充電しかできないmicroUSB(Bタイプ)ケーブルを使った場合、デバイスマネージャーで&color(red){GIMICが認識されることは無い};ので注意して下さい。~

** ファームウェアのアップデート [#b15e7d39]
①先ほどダウンロードした[[gimicupdater_YYMMDD(日付).zip>#hc5f9274]]を解凍してください。~
#ref(fw010.jpg);~

②ダウンロードしたファームウェアも解凍してください。拡張子が"hex"のファイルがファームウェアになります。~
 ここでは例としてお試しファーム2011/12/26版で解説していきます。~
#ref(fw002.jpg);~

③hexファイルをGimicUpdaterがあるフォルダに移動します。~
#ref(fw011.jpg);~

④GimicUpdater.exeを実行します。以下の画面が表示されます。GIMICをPCに接続していることを確認し、自動判定ボタンを押して下さい。~
#ref(fw012.jpg);~

⑤以下のダイアログが表示されるので「はい」をクリックして下さい。COM1〜COM20を調査してGIMICを見つけ出します。~
#ref(fw013.jpg);~

⑥GIMICが見つかると以下の様に表示されます。
#ref(fw014.jpg);~

 GIMICが見つからないと表示された場合は[[USBケーブルやスイッチ>#n181ce9e]]を見直して再度自動判定ボタンをクリックして下さい。~
#ref(fw022.jpg);~

⑦自動判定ボタン横にあるリストボックスが見つかったCOMポートに変わっているはずです。アップデート開始ボタンをクリックして下さい。~
 自動判定が上手く動かない場合はデバイスマネージャーで[[GIMICのCOMポート番号>#comport]]を確認して手動で選択して下さい。~
#ref(fw015.jpg);~

⑧「はい」をクリックします。~
#ref(fw016.jpg);~

⑨ファームウェアの選択画面が表示されるので書き込みたいファームウェアを選択して下さい。~
 (ここで先ほどGimicUpdaterのフォルダに入れたhexファイルを選択します)~
#ref(fw017.jpg);~

⑧書き込むファームが間違い無いか確認し「はい」をクリックします。~
#ref(fw018.jpg);~

⑨ファームアップデートの画面が表示されます。画面右上の×ボタンでウインドウを閉じないように注意して下さい。~
#ref(fw019.jpg);~

⑩ファームの書き込みが終わると「Writing...(略)...Passed.」と表示されます。何かキーを押して下さい。この黒背景のウインドウが消えます。~
#ref(fw021.jpg);~

 ¥¥.¥COM? could not be opend.と表示された場合はCOMポートの判定に失敗しているか、手動で設定したCOMポート番号が間違っています。~
 [[USBケーブルやスイッチ>#n181ce9e]]を見直して再度試してみて下さい。~
#ref(fw023.jpg);~

⑪GIMICからUSBケーブルを取り外し、初代マザーボードの場合はスイッチを右側に戻してください。~
#ref(gm003.jpg);~

⑫以上でファームウェアのアップデート作業は完了です。~


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