*OPMモジュール [#h27858c9]
G.I.M.I.C Project 第2弾~
OPM(YM2151)を搭載した音源モジュールです。~

#ref(GMC-OPM_PCB.jpg)

#contents

**特徴 [#p0a6b16c]

-実音源チップが付属~
SHARP X1、X68000、アーケード基板、シンセサイザー等で使用されていたYAMAHA製FM音源LSI「YM2151」が付属するモジュールです。~
※X1のSSG音源、X68000のADPCM、アーケード基板のPCMには現状対応していません。((X1のSSG音源は開発中の複数モジュール対応マザーで、X68000のADPCM、アーケード基板のPCMは開発中のPCMモジュールにて対応予定です。))~

-クリアな音質~
1980年代当時の設計を見直し、現代の高性能部品向けにアレンジしています。~
更に高品質部品を贅沢に採用しクリアな音質を実現しています。~

-クロック周波数任意可変に対応~
同人ハードウェアでは初となる、YM2151へ供給するクロックを動作周波数全域(3MHz〜4MHz)に渡って任意可変することが可能です。((現状のファームウェアでは4MHz固定です))~
これによりクロック周波数が一定でないアーケード基板の実機再生において高い再現性を実現します。((S98再生時に対応…予定です。MDXデータ再生時は4MHzで固定されます))~
※クロック周波数は再生曲每に瞬時変更されます。~
~
3MHz時~
#ref(CLK_3M.png)~
4MHz時~
#ref(CLK_4M.png)~

-OPM以外の音源チップに換装可能~
ICソケットを採用しているため交換が容易です。ピン互換性のあるYM2164(OPP)に換装可能です。((機能的には何も変化しません))~

**各部位の説明 [#e97a4962]
#ref(OPM-Module.JPG)

①OPM(YM2151)~
 音源スペックはFM8音です。~
 OPN系の音源と異なる部分はハードウェアLFOの有無と音色パラメータ「DT2」の有無です。((OPNAにもハードウェアLFOはありますがYM2151と比較すると簡易的な物です))~
 これらの追加パラメータによりOPN系よりも音色表現が幅広くなっています。~
②Option I/F~
 オプションを実装するためのコネクタです。~
③音源モジュールコネクタ~
 マザーボードと接続するコネクタです。
④アナログ出力コネクタ~
 マザーボードへアナログ音声信号を送信するコネクタです。~


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