*OPMモジュール [#t3f51b08] G.I.M.I.C Project 第2弾~ OPM(YM2151)を搭載した音源モジュールです。~ #ref(GMC-OPM_PCB.jpg) #contents **特徴 [#jd81d141] -実音源チップが付属~ SHARP X1、X68000、アーケード基板、シンセサイザー等で使用されていたYAMAHA製FM音源LSI「YM2151」が付属するモジュールです。~ ※X1のSSG音源、X68000のADPCM、アーケード基板のPCMには現状対応していません。((X1のSSG音源は開発中の複数モジュール対応マザーで、X68000のADPCM、アーケード基板のPCMは開発中のPCMモジュールにて対応予定です。))~ -クリアな音質~ 1980年代当時の設計を見直し、現代の高性能部品向けにアレンジしています。~ 更に高品質部品を贅沢に採用しクリアな音質を実現しています。~ -クロック周波数任意可変に対応~ 同人ハードウェアでは初となる、YM2151へ供給するクロックを動作周波数全域(3MHz〜4MHz)に渡って任意可変することが可能です。((現状のファームウェアでは4MHz固定です))~ これによりクロック周波数が一定でないアーケード基板の実機再生において高い再現性を実現します。((S98再生時に対応…予定です。MDXデータ再生時は4MHzで固定されます))~ ※クロック周波数は再生曲每に瞬時変更されます。~ ~ 3MHz時~ #ref(CLK_3M.png)~ 4MHz時~ #ref(CLK_4M.png)~ -OPM以外の音源チップに換装可能~ ICソケットを採用しているため交換が容易です。ピン互換性のあるYM2164(OPP)に換装可能です。((機能的には何も変化しません))~ **各部位の説明 [#s888764c] #ref(OPM-Module.JPG) ①OPM(YM2151)~ 音源スペックはFM8音です。~ OPN系の音源と異なる部分はハードウェアLFOの有無と音色パラメータ「DT2」の有無です。((OPNAにもハードウェアLFOはありますがYM2151と比較すると簡易的な物です))~ これらの追加パラメータによりOPN系よりも音色表現が幅広くなっています。~ ②Option I/F~ オプションを実装するためのコネクタです。~ ③音源モジュールコネクタ~ マザーボードと接続するコネクタです。 ④アナログ出力コネクタ~ マザーボードへアナログ音声信号を送信するコネクタです。~