概要 †
G.I.M.I.C Project 第1弾
OPN3-L(FM + Rhythm + SSG Synthesizer)を搭載した音源モジュールです。
特徴 †
- 実音源チップが付属
YAMAHA製FM音源LSI「YMF-288(OPN3L)」が付属するモジュールとなります。この音源は、
主にPC-98x1界隈で「PC-9801-86(86音源)」と呼ばれた拡張音源ボードから、PCMに関する
機能を削減した物、とお考えください。
86ボードと比べ、PCM機能が削減されており、FMx6/SSGx3/Rhythmx6という音源構成になっています。
以下、もう少し詳細に説明します。
上記説明に書かれた86ボードや、A-Mate/PC-98GS/73ボード、さらにPC-8801用の拡張カードであるSB2には
「YM-2608(OPNA)」が実装されています。この音源より削減された性能差は次のとおりです。
- ユーザーADPCM機能の削除
- FM3chのCMS音声合成機能の削除
- TimerAの削除
- S98Format V1/V3形式をスタンドアロン再生可能
頒布が行われた同人ハードウェアで史上初となる、S98形式スタンドアロン再生機能を搭載します。
S98形式はFM音源へのアクセスを全て記録するサウンドログとなっており、
音源ドライバに依存しない柔軟な再生が可能です。
※S98形式への変換は当wikiをご覧下さい。
※PMD形式ダイレクト再生ドライバを開発中です。
今後のアップデートにご期待下さい。
- 演奏状態表示
オプションの液晶モジュールを搭載することにより、
演奏状態の表示が可能です。
表示例
また、専用ソフトを使用することにより、PCからの操作が可能です。
- クリアな音質
専用設計&高品質な部品を使用することにより、これまでの内蔵音源で解決の厳しかった、
ノイズが少なくクリアな音質を実現しています。
また、専用オプションのDAC基板を搭載することにより、
更にクリアな音質を得ることが出来ます。