* GIMIC USB制御デモ [#nf7b7a6a] GIMICのUSB制御デモを公開します。以下の手順に従ってGIMICのファームウェア更新、ソフトウェアの用意を行って下さい。~ ** ファームウェア更新 [#ne8ea8b6] GIMICをUSB制御デモ専用ファームウェアに更新して下さい。~ ファームを更新したらスイッチを戻して&color(red){''中央にあるUSBコネクタ''};につなぎ替えて下さい。GIMICが''USBオーディオデバイス''として認識されます。~ USB制御デモ専用ファームウェア:&ref(gimic_usb4.zip);~ 2011/10/29 ファームウェアアップロード~ 2011/10/30 OPNA対応ファームウェアに更新(演奏の遅延が改善)~ 2011/11/03 OPM対応ファームウェアに更新(OPN3L/OPNAモジュールにも対応しています)~ 2011/11/19 ファームウェアを更新、c86ctl2を追加~ 2011/11/20 c86ctl2を更新~ ※OPMモジュールはソフトウェア側の用意ができていませんので実質利用できません。~ *** WindowsXP [#n79f543a] OSがWindowsXPの場合は以下のように認識されます。~ &ref(x_usb1.jpg);~ &ref(x_usb2.jpg);~ コントロールパネルの''サウンドとオーディオ デバイス''のプロパティを開き、''MIDI音楽の再生''に&color(red){''Microsoft GS Wavetable SW Synth''};を選択して下さい。~ &ref(x_usb3.jpg);~ *** WindowsVista/7 [#i8cdc726] OSがWindowsVista/7の場合は以下のように認識されます(画像は7の場合)~ WindowsVista/7ではMIDIマッパーの設定は特に必要ありません(逆にフリーソフトなどでMIDIマッパーにGIMICを選択しないで下さい)~ &ref(7_usb1.jpg);~ &ref(7_usb2.jpg);~ ** ソフトウェアの用意 [#mf3f69f7] PCからのGIMIC制御には[[hoot:http://dmpsoft.s17.xrea.com/hoot/]]を使います。hootのサイトから2011/05/15版(もしくはそれ以降)をダウンロードして下さい。~ またhootはVC2005のランタイムを必要とするので[[これ:http://www.microsoft.com/downloads/ja-jp/details.aspx?familyid=200B2FD9-AE1A-4A14-984D-389C36F85647&displaylang=ja]]と[[これ:http://www.microsoft.com/downloads/ja-jp/details.aspx?familyid=766A6AF7-EC73-40FF-B072-9112BAB119C2&displaylang=ja]]と[[これ:http://www.microsoft.com/downloads/ja-jp/details.aspx?FamilyID=ae2e1a40-7b45-4fe9-a20f-2ed2923aca62&displaylang=ja]]のx86版を全てインストールし、WindowsUpdateを行って最新の状態にして下さい(OSが64bit版の場合でもx86版をインストールして下さい)~ 2011/11/03追記 [[私家版ねこープロジェクトII:http://www.vesta.dti.ne.jp/~tsato/soft_s98v3.html#np2]]でGIMICのUSB制御に対応して貰っています。~ 次にc86ctlをダウンロードし、hootのフォルダに''c86ctl.dllとc86ctl.ini''をコピーして下さい。~ &ref(hoot1.jpg);~ 安定性重視版 (2011/10/29):&ref(c86ctl.zip);~ 演奏遅延改善版(2011/11/20):&ref(c86ctl2.zip);~ &color(red){※c86ctl2.zip利用時の注意※};~ c86ctl2.zipを利用する場合、GIMICは必ずPCのUSBポートに直結して下さい。~ USBハブを経由すると演奏開始時に音色化けが発生する可能性があります(TLの値が化けて大きな音量が出ることがあります)~ PCのUSBポートに直結していても同じUSBルート配下に他のデバイスが接続されていると同様の現象が発生する可能性があります。~ c86ctl2.zip利用時にhootが突然終了したり、hootが終了出来なくなる場合があります。~ その際はタスクマネージャからhootのプロセスを強制終了してください。~ *** MIDIデバイスの確認 [#b2909ec8] &color(red){※注意※};c86ctl2.zipでは以下の作業は必要ありません。c86ctl.zipを利用する場合のみ以下の作業を行ってください。~ GIMICはUSB-MIDIデバイスとして制御しますのでMIDIデバイス番号を確認してiniに設定する必要があります。~ &ref(midienum.zip);をダウンロードして''MIDIEnum.exe''を実行して下さい。以下のように表示されます。~ &ref(x_device.jpg);&ref(7_device.jpg);~ 左がWindowsXPのMIDIデバイスのリスト、右がWindowsVista/7でのリストになります。~ ここでプロダクト名が''Microsoft GS~''のメーカーIDの上にある''[]''内の数値と、''USB オーディオ デバイス''(WindowsVista/7では''G.I.M.I.C. MIDI Interface'')のメーカーIDの上にある''[]''内の数値をメモって下さい。~ ここでメモった数値がMIDIデバイス番号になります(数値はPCに接続されているMIDIデバイスの数などで変わります)~ *** MIDIデバイスの設定 [#g6b3b7b0] &color(red){※注意※};c86ctl2.zipでは以下の作業は必要ありません。c86ctl.zipを利用する場合のみ以下の作業を行ってください。~ 先ず''hoot.ini''をメモ帳などで開き、[config]セクションの先頭の方にある''buffer''の値を''8''に変更し、''time_slice=16''と''c86ctl_enable=1''を追加して下さい。~ また、hootのMIDI出力先が''Microsoft GS~''になるように''output_midi_device''の値を変更して下さい。~ >[config]~ buffer=&color(red){8};~ &color(red){time_slice=16};~ &color(red){c86ctl_enable=1};~ output_midi_device=&color(red){0}; ←この数値は環境によって異なります~ 次に''c86ctl.ini''をメモ帳などで開いてセクションの先頭の方にあるmidideviceの値が''USB オーディオ デバイス''(WindowsVista/7では''G.I.M.I.C. MIDI Interface'')になるように変更して下さい。~ >mididevice=&color(red){1}; ←この数値は環境によって異なります~ これで設定は完了なので''hoot.exe''を起動してOPNもしくはOPNAの曲を再生してみて下さい。上手く再生できない場合はMIDIデバイス番号があっているか再確認してみて下さい。~ &ref(hoot2.jpg); ** 注意事項 [#ac4d998b] ■GIMIC側の注意事項 -USB制御は開発中の為、演奏に遅延が生じることがあります。 -データ転送量の多い楽曲で演奏が停止する場合があります(SSGPCMなど) -OPN3Lモジュールを使う場合はADPCMは再生できません。 -OPNAモジュールを使う場合はADPCMが再生可能です。 -ADPCMデータの転送には若干時間がかかりますので注意して下さい。~ データ転送時はOPNAモジュールのLED1がオレンジ色にハッキリと点灯します。LED1が点滅状態(若干暗くなります)になるまでhootで曲を再生しないで下さい。~ hoot側はデータ転送を終えて操作できるようになりますが、GIMIC側ではDRAMにデータを書き込んでいますので書き込みが終わらない内に曲を再生すると正しく演奏開始できない場合があります。~ -OPNA用のハードウェアLFOやパンを使う曲を再生した後にOPN用の曲を再生すると、ハードウェアLFOやパンが初期化されない場合があるので注意して下さい。 -GIMICはUSB-MIDIデバイスとして認識しますがMIDI音源として使うことはできませんのでご注意下さい。 ■hoot側の注意事項 -hootからもエミュレート音声が出力されますのでPC側の音声をミュートして対応して下さい。 -hootでのパートマスクはGIMIC側に反映されません。 -PC-8801系でADPCMを使うタイトルはhoot内部で仮想のADPCMメモリ空間へ直接データの書き込みを行う為、GIMIC側にADPCMデータの出力が行われませんので注意して下さい。 もしGIMICがフリーズした場合はUSBケーブルを抜き差ししてhootを再起動して下さい。OSを巻き込むフリーズが無いとは言い切れませんので自己責任で利用して貰えるようにお願いします。~