* GIMIC USB制御デモ [#nf7b7a6a]
GIMICのUSB制御デモを公開します。以下の手順に従ってGIMICのファームウェア更新、ソフトウェアの用意を行って下さい。~
* GIMIC USB制御 [#nf7b7a6a]
このページではGIMICをPCから制御する方法を紹介します。~
USB制御を行うには専用ファームウェアの導入と、PC上のアプリケーションからGIMICを制御する為の中継ソフトウェアの導入が必要です。~

対応OSはWindowsXP 32bit、WindowsVista 32/64bit、Windows7 32/64bitです。~
(Windows2000やWindowsXP 64bit、MacOSXでの動作検証はしていません)~

** 更新履歴 [#pfa25afa]

-2012/05/13 hootの最新版リリースに合わせてページを作り直しています。~
(ファームウェア及びc86ctlのバージョンに変更はありません)~

** 目次 [#m65633b2]

#contents

** ファームウェアの更新 [#ne8ea8b6]
USB制御は専用ファームウェアを使います。以下のファームウェアに更新して下さい。~
このファームを書き込むと&color(red){GIMIC本体での演奏は一切できなくなります};のでご注意下さい(お試しファームの上位版ではありません)~
USB制御を行うには専用ファームウェアを導入する必要があります。以下に掲載するファームウェアへ更新して下さい。~
このファームウェアを書き込むと&color(red){GIMIC本体での演奏は一切できなくなります};のでご注意下さい(お試しファームの上位版ではありません)~
ファームウェアの更新手順は[[こちら>ファームウェアアップデート]]をご確認下さい。~

■ダウンロード
-2012/04/30版:&ref(gimic_r178.zip); (OPL3モジュールに対応しました)~
-2012/02/20版:&ref(gimic_r176.zip);~
-2012/04/30版 ダウンロード:&ref(gimic_r178.zip); (OPN3L/OPNA/OPM/OPL3モジュール対応)~
-2012/02/20版 ダウンロード:&ref(gimic_r176.zip); (OPN3L/OPNA/OPMモジュール対応)~

** PCとの接続方法 [#rd205ac1]
ファームウェアの書き換えが終わったらUSBケーブルをGIMICの&color(red){左側のUSBポート};に接続して下さい。~
GIMICがUSB複合デバイスとして認識されます(特にドライバをインストールする必要はありません)~
GIMICがUSB複合デバイスとして認識されます。特にドライバをインストールする必要はありません。OS標準のドライバを利用します。~

#ref(gm002.jpg);~

** PCからGIMICを制御する方法 [#p6f038fd]
[[c86ctl>#id748593]]((C86CTL (C)honet))と[[gimic_pcidebug>#tce48c27]]((gimic_pcidebug (C)nue))を利用する方法があります。~
** 中継ソフトウェアの用意 [#h59117ed]
PC上のアプリケーションからGIMICを制御する為には中継ソフトウェア(c86ctl)の導入が必要です。~
以下よりc86ctlをダウンロードして下さい。~

*** c86ctl+hootを使った制御方法 [#id748593]
c86ctlでのGIMIC制御には[[hoot:http://dmpsoft.s17.xrea.com/hoot/]]((hoot (C)DMP SOFT.))を使います。~
-2012/02/20版 ダウンロード:[[c86ctl_1.3.1.23.zip:https://launchpad.net/c86ctl/trunk/1.3.1/+download/c86ctl_1.3.1.23.zip]]~

①[[hootのサイト:http://dmpsoft.s17.xrea.com/hoot/]]から[[2011/12/31版(もしくはそれ以降):http://dmpsoft.s17.xrea.com/hoot/index.html#program]]をダウンロードして解凍して下さい。~
またc86ctlはVC2010のランタイムを必要とするので以下をインストールし、MicrosoftUpdateを行って最新の状態にアップデートして下さい。~
なおご利用のOSに関わらず、全て32bit版(ファイル名に_x86が含まれる物)をインストールして下さい。~

②hootはVC2005のランタイムを必要とするので[[これ:http://www.microsoft.com/downloads/ja-jp/details.aspx?familyid=200B2FD9-AE1A-4A14-984D-389C36F85647&displaylang=ja]]と[[これ:http://www.microsoft.com/downloads/ja-jp/details.aspx?familyid=766A6AF7-EC73-40FF-B072-9112BAB119C2&displaylang=ja]]と[[これ:http://www.microsoft.com/downloads/ja-jp/details.aspx?FamilyID=ae2e1a40-7b45-4fe9-a20f-2ed2923aca62&displaylang=ja]]のx86版を全てインストールし、MicrosoftUpdateを行って最新の状態にして下さい。~
 (OSが64bit版の場合でもx86版をインストールして下さい)~
-[[Microsoft Visual C++ 2010 SP1 再頒布可能パッケージ (x86):http://www.microsoft.com/downloads/ja-jp/details.aspx?FamilyID=c32f406a-f8fc-4164-b6eb-5328b8578f03]]

③以下のc86ctlをダウンロードして解凍し、先ほどのhootのフォルダにc86ctl.dllを移動して下さい。~
** GIMICを利用可能なソフトウェアのご紹介 [#zc05ada1]
これよりご紹介させて頂くソフトウェアはGIMIC Projectによる制作物ではなく、第三者の方々が制作・公開された物になります。~
これらのソフトウェアなくしてGIMICのUSB制御は成り立ちません。制作・公開に携わられた方々のご尽力に感謝致します。~

2012/02/20版 ダウンロード:[[c86ctl_1.3.1.23.zip:https://launchpad.net/c86ctl/trunk/1.3.1/+download/c86ctl_1.3.1.23.zip]]~
※お願い事項※~
GIMICのUSB制御は試行錯誤の段階である物をプレビューリリースとして公開しています。全ての環境で動作する保証は一切ございませんのでご了承下さい。~
GIMIC Project公式以外の作者様へのお問い合わせはご遠慮頂けますようお願い致します。~

※注意事項~
-c86ctlのテストプログラムc86win.exeが同梱されています。[[使い方はこちら。>#l519c400]]~
c86win.exeを使うことでOPNAモジュールのSSG音量バランスを調整することができます。
* hootを利用したGIMIC制御 [#r6ee38df]
hootとはDMP SOFT.さんが作成された、一昔前のパソコンやコンシューマゲーム機のハードウェアをエミュレートし、当時のゲームミュージックを再現する為のソフトウェアです。~
OPN3L、OPNA、OPM、OPL3モジュールに対応しています。~

④hoot.iniをメモ帳などで開いて、下記の通り設定値を修正して下さい。~
** 更新履歴 [#a9683172]
-2012/05/13 hootの最新版リリースに合わせて内容を変更しています。
--OPNAモジュールのFM/SSG音量バランス調整に対応して頂いています。~
演奏するタイトルに合わせてPC-88 OPN系、PC-88 OPNA系、PC-98 OPN系、PC-98 OPNA系の音量配分を自動設定します。~
ユーザー側が特に意識する必要はありません。~
--OPNAのADPCM転送時にデータの転送状況が表示されるようになりました(PC-88及び一部PC-98のタイトル)
--c86ctl経由のOPMモジュール及びOPL3モジュールに対応して頂いています。
--c86ctl経由でのチャンネルマスクに対応して頂いています。
--hoot.iniのc86ctl_enableが廃止されました。hootフォルダにc86ctl.dllがある場合、自動的にc86ctlに対応します。~
--hoot.iniのusbfm_enableが廃止されました。hootはGIMICに接続されているモジュールを自動判定します。~
--hoot.iniのromeo_delayがc86ctl経由でも有効になりました。
--hoot.iniのym2151_typeの値、1(X68Sound) 2(MAME) が逆に変わりました>1(MAME) 2(X68Sound)~
X68Soundを設定した場合、c86ctl経由でOPMモジュールを制御することはできないので上述した通りym2151_type=0として使って下さい。~

>[config]~
sampling_rate=&color(red){55466}; ←値を55466に変更~
buffer=&color(red){8};        ←値を8に変更~
&color(red){time_slice=16};      ←この行を追加~
&color(red){c86ctl_enable=1};    ←OP3Lモジュールを使う場合は1に変更~
&color(red){c86ctl_enable=2};    ←OPNAモジュールを使う場合は2に変更~
output_midi_device=&color(red){0}; ←MIDIデバイス番号がMicrosoft GS~になるように変更。MIDIデバイス番号は[[こちら>#b2909ec8]]で確認して下さい。~
** 導入方法 [#ve8ca732]
[[DMP SOFT.さんのサイト:http://dmpsoft.s17.xrea.com/]]よりhoot(2012/05/13版)をダウンロードして任意のフォルダに解凍して下さい。~
またhootはVC2005とDirectXのランタイムを必要とするので以下をインストールし、MicrosoftUpdateを行って最新の状態にアップデートして下さい。~
なおご利用のOSに関わらず、全て32bit版(ファイル名に_x86が含まれる物)をインストールして下さい。~

⑤以上で設定は完了です。hootを起動して曲を再生してみて下さい。~
 もし正常に動作しない場合はお使いのhoot.iniをリネームし、&color(red){初期状態のhoot.ini};から④の項目を変更して確認してみて下さい。~
-[[Microsoft Visual C++ 2005 Service Pack 1 再頒布可能パッケージ MFC のセキュリティ更新プログラム:http://www.microsoft.com/downloads/ja-jp/details.aspx?FamilyID=ae2e1a40-7b45-4fe9-a20f-2ed2923aca62&displaylang=ja]]
-[[DirectX エンド ユーザー ランタイム Web インストーラ:http://www.microsoft.com/downloads/ja-jp/details.aspx?familyid=2da43d38-db71-4c1b-bc6a-9b6652cd92a3]]

※注意事項~
-%%c86ctl.dllを利用する場合はhootフォルダにpcidebug.dllを置かないで下さい(pcidebug.dllが優先されます)%%~
⇒gimic_pcidebug v0.14よりc86ctlとの両立が可能になっています。~
-hootからもFM音源の音声が出力されますので、&color(red){PC側の音声をミュートして下さい};。~
-hootでのパートマスクはGIMICに反映されません。~
-OPN3Lモジュールを使う場合はADPCMは再生できません。~
-SSGPCM(PPZ/PPSDRVなど)を使う楽曲は正常に演奏できません。~
-ADPCMデータの転送には若干時間がかかりますので注意して下さい。~
PC-88系のタイトルに関してはADPCMの転送が終わるまでhootはロックされて操作できなくなります。~
PC-98系のタイトルに関してはADPCM転送中でもhootが操作できますが、&color(red){転送が終わるまで曲の再生は行わない};様に注意して下さい。~
ADPCMデータ転送時は&color(red){OPNAモジュールのLED1がオレンジ色にハッキリと点灯します};。~
LED1が点滅状態(若干暗くなります)もしくは消灯するまでhootで曲を再生しないで下さい。~
hoot側が操作できるようになっても、LED1の状態を確認することを忘れないようにして下さい。~
-古いゲームの一部には音源ドライバ自体に問題があり、曲の開始時に音色化けが発生することがあります。~
(顕著な例:同級生2辺りまでのplay5.comを採用したelfのゲームなど)~
hoot.exeが入っているフォルダにc86ctl.dllをコピーし、hoot.iniをメモ帳などで開き以下の項目を書き換えて下さい。~

*** gimic_pcidebug+hootを使った制御方法 [#tce48c27]
[[USB-NUCO:http://sites.google.com/site/usbnuco/]]の作者であるnue氏がgimic_pcidebug.dllを公開されたのでご紹介します。~
なお、従来あったOPN3L/OPNAモジュールのサポートはなくなったようなのでご注意下さい。~
|hoot.iniの項目|値|説明|
|sampling_rate=|55466|OPN3L/OPNAモジュールでPC-88/PC-98関連の曲を演奏したい場合((供給クロック3.9936MHz÷72分周))|
|~|62500|OPMモジュールでX1/X68000関連の曲を演奏したい場合((供給クロック4MHz÷64分周))|
|~|49716|OPL3モジュールでSoundBlaster16 (ISA/98)の曲を演奏したい場合((供給クロック14.31818MHz÷288分周、14.31818MHzはISAバスのOSCに由来))|
|buffer=|8|標準値16から8に変更|
|time_slice=|16|bufferの下に行を追加して下さい|
|lpf=|0|ADPCM/PCMをクリアに聞きたい場合はLPFをオフにして下さい|
|ym2151_type=|0|標準値0から変更しないで下さい|
|romeo_delay=|任意の値|単位[ms] 後述します|

gimic_pcidebug.dllは来須川電工製のPCI-FM音源ボード「ROMEO」のインターフェイスを用いてGIMICの制御を行います。~
簡単に言うとROMEO対応ソフトからGIMICを制御することができます。~
sampling_rateの値は非常に重要です。~
実機でFM音源チップに入力されるマスタークロックからチップ内部で行っている合成周波数を調べて正しく記載する必要があります。~
(この値が異なると音程が狂ったり演奏自体にモタつきが発生しますのでご注意下さい)~
PC-88/98、X1/X68000の場合は上述した値で問題はありませんが、左記以外の場合は正しい合成周波数を調べて記載して下さい。~

gimic_pcidebug.dllの利用にはVC2010のランタイムが必要です。事前に[[こちら:http://www.microsoft.com/downloads/ja-jp/details.aspx?FamilyID=c32f406a-f8fc-4164-b6eb-5328b8578f03]]を導入して下さい。~
またsampling_rateは一つの値しか設定できませんのでGIMICのモジュールを繋ぎ換える度に変更する必要があります。~
hootの起動オプションに「-ini ファイル名.ini」を追加することで読み込むiniを切り替えることができますので~
各モジュール用のsampling_rate値を記載したiniを切り替えて使うことも可能です。~
個人的にはhoot自体を対応モジュール及びsampling_rate毎に完全に別フォルダで分けて管理した方が良いと思います。~

※注意事項~
USB制御ファームは開発中の物をプレビューリリースとして公開しています。~
GIMIC Project公式以外の作者様へのお問い合わせはご遠慮頂けますようお願い致します。~
romeo_delayはGIMICへのデータ出力を遅延させる働きがあります。~
通常はPC上で音声(X68000のADPCMなどGIMIC側が対応していない部分)が合成されてサウンドカードから出力されるよりも、GIMICの方が先に音声を出力してしまいます。~
GIMICへのデータ出力を遅らせることでPC上で合成される音声をGIMICと同期することができます。~
この値は環境により全く異なりますので自分の環境に合う値を試行錯誤して貰うことになります。romeo_delayの値はms(ミリ秒)になります。~

①[[こちらのサイト:http://nue.dip.jp/~nue/wiki/index.php]]の「その他→Download」からgimic_pcidebugをダウンロードし、~
 gimic_pcidebug.dllをpcidebug.dllにリネーム、pcidebug.iniと共にROMEO対応ソフトと同じフォルダにコピーしてください。~
 例としてhootの場合を説明します。~
** 注意事項 [#y25c876f]
-OPN3LモジュールをOPNAモジュールの代替として使うことができますが以下に対応しません。
--OPNAのADPCM部は出力されません(代わりにPC上からADPCM部を出力することができます)
--OPNAモジュールのFM/SSG音量バランスの調整には対応しません。常に86ボード相当の音量配分になります。
-c86ctlを利用する場合はhootフォルダにpcidebug.dllを置かないで下さい(pcidebugが優先されます)
-SSGPCM(PPZ/PPSDRVなど)を使う曲はデータ転送の帯域が足りない為に正常に演奏されません。
-OPNAのADPCMデータ転送には若干時間がかかりますので注意して下さい。
--PC-88や一部PC-98のタイトルはADPCM転送時にデータの転送状況が表示されます。~
しかしPC-98の大半のタイトル(PMDやFMPなどADPCMを自前でロードできる音源ドライバ)に関しては~
ADPCM転送中でもhootが操作できますが、&color(red){転送が終わるまで曲の再生は行わない};様に注意して下さい。~
ADPCMデータ転送時はOPNAモジュールのLED1がオレンジ色にハッキリと点灯します。~
LED1が点滅状態(若干暗くなります)もしくは消灯するまでhootで曲を再生しないで下さい(データ抜けが発生します)~
-一部のタイトルでは音源ドライバ自体に問題があり、曲の開始時に音色化けが発生することがあります。~
(顕著な例:同級生2辺りまでのplay5.comを採用したelfのゲーム、X68000版うろつき童子、闇の血族など)~

②pcidebug.iniをメモ帳などで開き以下の設定を行って下さい。~
* FMP7を利用したGIMIC制御 [#r6ee38df]
FMP7とはぐぅさんが作成された、PC-9800シリーズ及びその互換機用に作成されたFM音源ドライバ「FMP」の流れを汲むWindows用の音源ドライバで、~
OPNA相当のFM音源部を32音、OPM相当のFM音源部を32音、SSG32音、PCM32音(最大発音数64音)という驚異的なスペックを誇ります。~
またFMP7はアドオンで機能を拡張することが可能であり、FMPv4、PMD、MXDRVなどの曲データも演奏することが可能です。~

>[GIMIC]~
buffersize=500~
;内部リングバッファのバッファサイズを指定~
;delaymsを大きくする場合にはバッファ多めにすること~
~
delayms=40~
;発音遅延をms単位で指定~
アドオンの中の一つ、exS98Pを使うことでFMP7でS98データをGIMICを使って再生することができます。OPN3L、OPNA、OPMモジュールに対応しています。~
またHypSさんが作成されたFMP7用ビューワーFMDSP7を使うことで、S98ファイルの演奏状況を鍵盤表示&パラメータ表示することが可能になります。~

delaymsはGIMICの発音を遅延させる設定です。pcidebug経由でhootを使うとPC側の音声出力がADPCM/PCMのみになります。~
この状態でGIMICとPCの音声をミックスさせることで実機相当の演奏を実現することが可能になります。~
その際、PC側の音声出力よりGIMICの方が先に発音されてしまうので同期を取る為にこのオプションがあります。~
なお、delaymsの値はパソコン毎に最適値が異なってきますのでトライ&エラーで最適値を求めて下さい。~
GIMICでの演奏に対応しているのはexS98Pのみです。FMP7、FMPv4、PMD、MXDRVの曲データをGIMICで再生することはできません。~

③hoot.iniをメモ帳などで開いて、下記の通り設定値を修正して下さい。~
** 導入方法 [#ve8ca732]
[[FMP Official Website:http://fmp.jp/]]より[[FMP7(v7.10d以降):http://fmp.jp/wp/program/fmp7]]、[[exS98P:http://fmp.jp/wp/program/exs98p]]、[[FMDSP7:http://fmp.jp/wp/program/fmdsp7]]をダウンロードして任意のフォルダに解凍して下さい。exS98PはFMP7のaddonフォルダに入れて下さい。~
またFMP7はVC2008のランタイムを必要とするので以下をインストールし、MicrosoftUpdateを行って最新の状態にアップデートして下さい。~
なおご利用のOSに関わらず、全て32bit版(ファイル名に_x86が含まれる物)をインストールして下さい。~

>[config]~
sampling_rate=&color(red){62500}; ←値を62500に変更~
buffer=&color(red){8};        ←値を8に変更~
&color(red){time_slice=16};      ←この行を追加~
c86ctl_enable=&color(red){0};    ←値を0にするかコメントアウトして下さい~
output_midi_device=&color(red){0}; ←MIDIデバイス番号がMicrosoft GS~になるように変更。MIDIデバイス番号は[[こちら>#b2909ec8]]で確認して下さい。~
~
lpf=&color(red){0};          ←hoot側のADPCM/PCM音声をクリアに聞きたい場合はLPFをオフに(お好みでどうぞ)~
ym2151_type=&color(red){0 or 2};  ←値を1にすると&color(red){gimic_pcidebug.dllが無効になる};ので注意して下さい~
romeo_delay=&color(red){0};     ←値を0から変更しないで下さい~
usbfm_enable=&color(red){0};    ←値を0にするかコメントアウトして下さい~
-[[Microsoft Visual C++ 2008 SP1 再頒布可能パッケージ (x86):http://www.microsoft.com/downloads/ja-jp/details.aspx?familyid=a5c84275-3b97-4ab7-a40d-3802b2af5fc2]]

④以上で設定は完了です。hootを起動して曲を再生してみて下さい。~
 もし正常に動作しない場合はお使いのhoot.iniをリネームし、&color(red){初期状態のhoot.ini};から③の項目を変更して確認してみて下さい。~
FMP7は詳細なマニュアルがWeb上にて公開されていますのでそちらにリンクを張らせて頂きます。~

※注意事項~
-%%gimic_pcidebug.dllを利用する場合は必ずhoot.iniのc86ctl_enableを0にするかコメントアウトして下さい。%%~
⇒gimic_pcidebug v0.14よりc86ctlとの両立が可能になっています。~
-hootからはOPM以外の音声が出力されます(ADPCM/PCMなど)。~
-一部のゲームには音源ドライバ自体に問題があり、曲の開始時に音色化けが発生することがあります。~
(顕著な例:うろつき童子、闇の血族など)~
-[[FMP7のマニュアル:http://guu.fmp.jp/fmp/doku.php?id=manual:fmp7]]
-[[exS98Pのマニュアル:http://guu.fmp.jp/fmp/doku.php?id=manual:exs98p]]

*** その他の制御方法 [#j4c6d9e9]
-c86ctl+[[私家版ねこープロジェクトII:http://www.vesta.dti.ne.jp/~tsato/soft_s98v3.html]] (C)yui, RuRuRu
--NP2のフォルダにc86ctl.dllをコピーし、サウンドボードの選択で118、86、86+ちびおと、スピークボードのどれかを選んで下さい。~
なおexS98Pに絞ってご紹介をさせて頂きましたが、[[FMP7の曲データ:http://fmp.jp/wp/music-data]]も是非聴かれることをお勧めします。~

* PC-8801関連のソフトウェアを利用したGIMIC制御 [#a3278dda]

** QUASI88 [#sf96b67f]
QUASI88とはShowzoh Fukunagaさんが作成されたPC-8801エミュレータで、nueさんがc86ctl/ROMEOに対応したバージョンを公開されています。~
導入方法や使い方はShowzoh Fukunagaさんのサイト、c86ctl/ROMEO対応QUASI88のドキュメントをご参照下さい。~
OPN3L、OPNAモジュールに対応していますが、OPN3LではFM/SSG音量バランスの問題とADPCMの問題があるのでOPNAモジュールを使って頂くのが無難です。~

-[[QUASI88(オリジナル):http://www.117.ne.jp/~show/pc8801/pc88emu.html]]
-[[c86ctl/ROMEO対応QUASI88:http://nue.dip.jp/~nue/wiki/]]

※注意事項※~
OPNAモジュールのFM/SSG音量バランスの自動設定には対応していない為、そのまま起動するとPC-98 OPNA系の音量バランスになります。~
PC-88 OPN系/OPNA系の音量バランスに変更したい場合は都度c86winを使って音量調整を行って下さい。~

* PC-9801関連のソフトウェアを利用したGIMIC制御 [#ibcd0c9b]

** ねこープロジェクトII [#f4376533]
ねこープロジェクトIIとはyuiさんが作成されたPC-9801エミュレータで、rururuさんがc86ctlに対応したバージョンを公開されています。~
OPN3L、OPNAモジュールに対応しています。~

-[[私家版ねこープロジェクトII:http://www.vesta.dti.ne.jp/~tsato/soft_s98v3.html#np2]]

サウンドボードの選択で118、86、86+ちびおと、スピークボードのどれかを選んで下さい。~
前者2つはOPN3L/OPNAモジュールで有効、後者2つはOPNAモジュールで有効です。86を選択した場合は86PCMのみがPC側から再生されます。~
またnue氏の[[c86ctl_wrapper:http://nue.dip.jp/~nue/wiki/]]を使うことでgimic_pcidebug同様にc86ctlにもdelayを付加することが可能になります。~
またnueさんのc86ctl_wrapperを使うことでGIMICへのデータ出力を遅延させ、GIMICの音声とPCの音声(86PCM)の同期を取ることが可能です。~

-gimic_pcidebug+[[ROMEO対応X Millenium(050214版):http://retropc.net/yui/xmil.html]] (C)yui~
--gimic_pcidebugを同じフォルダに入れて下さい。またオプションでFM Boardにチェックを入れて下さい。~
こちらでは未確認ですが恐らくSSGはPC側から鳴らないと思われます(ROMEOのYMF288で鳴らすと思われる為)~
-[[c86ctl_wrapper:http://nue.dip.jp/~nue/wiki/]]

-gimic_pcidebug+[[ROMEO対応WinX68k(v0.65):http://retropc.net/usalin/]] (C)けんじょ, うさ~
--gimic_pcidebugを同じフォルダに入れて下さい。またOption→Sound→ROMEO使用にチェックを入れて下さい。~
※注意事項※~
OPNAモジュールのFM/SSG音量バランスの自動設定には対応していない為、そのまま起動するとPC-98 OPNA系の音量バランスになります。~
PC-98 OPN系の音量バランスに変更したい場合は都度c86winを使って音量調整を行って下さい。~

-gimic_pcidebug+[[c86ctl対応x68sound:http://nue.dip.jp/~nue/wiki/]]+[[ZMDRIVE:http://www27.tok2.com/home/studioMM/MusicRoom/zmdrive_dl.html]] (C)fixer~
--gimic_pcidebugとc86ctl対応x68soundを同じフォルダに入れて下さい。またX68Sound.iniのopmflagを2に変更して下さい。~
* SHARP X68000関連のソフトウェアを利用したGIMIC制御 [#gb0462cf]

-gimic_pcidebug+[[c86ctl対応x68sound:http://nue.dip.jp/~nue/wiki/]]+[[MXDRVg(MXV):http://gorry.haun.org/mx/]] (C)GORRY~
--gimic_pcidebugとc86ctl対応x68soundを同じフォルダに入れて下さい。またX68Sound.iniのopmflagを2に変更して下さい。~
MXVのMXDRVg設定で「ROMEOで演奏する」にチェックを入れて下さい。~
** XM6 TypeG For Win32 [#vfa09ed0]
XM6とはPI.さんが作成されたSHARP X68000エミュレータで、XM6 TypeG For Win32はGIMONSさんがXM6に機能強化を行われた物になります。~
GIMICへの対応はnueさんとrururuさんにご尽力を頂いております。~
またX68000のOPMに加え、満開製作所のまーきゅりーゆにっとV4のOPN3-L×2にも対応します(再現する為にはGIMICが3台必要です)~
OPM、OPN3L、OPNAモジュールに対応していますが、OPN3Lは供給クロック可変に対応していないのでOPNAモジュールを使って頂くのが無難です。~

-gimic_pcidebug+[[c86ctl対応x68sound:http://nue.dip.jp/~nue/wiki/]]+[[超連射68k:http://www2.tky.3web.ne.jp/~yosshin/]] (C)よっしん~
--gimic_pcidebugとc86ctl対応x68sound(超連射側にも同ファイルがありますが上書きして下さい)を同じフォルダに入れて下さい。~
またX68Sound.iniのopmflagを2に変更して下さい。~
-[[XM6 TypeG For Win32実験室:http://www.geocities.jp/kugimoto0715/xm6g.html]]

-[[FMP7+exS98P:http://fmp.jp/wp/]] (C)ぐぅ~
--FMP7の新アドオン[[exS98P:http://fmp.jp/wp/archives/957]]でGIMICを利用したS98ファイルの再生に対応しています。~
他のS98Playerと大きく異なる点はFMDSP7を併用することで鍵盤表示が可能になることです。~
** gimic_pcidebug [#d2063807]
gimic_pcidebugとはnueさんが作成されたGIMICを制御する為の中継ソフトウェアです。~
来須川電工製のPCI接続FM音源ボードROMEOのインターフェイスを使ってGIMICを制御します。対応するモジュールはOPMです。~

-c86ctl+[[XM6g Ver2.05(2012/04/15):http://www.geocities.jp/kugimoto0715/xm6g.html]] (C)PI. , GIMONS
--c86ctl.dllを同じフォルダに入れて下さい。~
まーきゅりーゆにっとV4はGIMICを3台用意し、OPMモジュール、OPNAモジュール×2を搭載することで再現できます。~
-[[gimic_pcidebug:http://nue.dip.jp/~nue/wiki/]]

-c86ctl+[[GIMIC対応DOSBox:http://www.vesta.dti.ne.jp/~tsato/software.html#dosbox]] (C)DOSBox Team, RuRuRu
--OPL3モジュールに対応しています。c86ctl.dllを同じフォルダに入れ、dosbox.confに~
[sblaster]~
oplemu=hard~
を追記してください。~
gimic_pcidebug.dllをpcidebug.dllにリネームしてROMEO対応ソフトのフォルダに入れて下さい。~

** MIDIデバイスの確認 [#b2909ec8]
&ref(midienum.zip);をダウンロードしてMIDIEnum.exeを実行して下さい。以下のように表示されます。~
** c86ctl対応X68Sound [#e9c98be2]
X68Soundとはm_puusanさんが作成されたX68000のFM音源/ADPCM音源をWindows上で再現するライブラリです。~
nueさんがc86ctlに対応したバージョンを公開されています。対応するモジュールはOPMです。~

|WindowsXPの場合|WindowsVista/7の場合|
|&ref(x_device.jpg);|&ref(7_device.jpg);|
-[[c86ctl対応X68Sound:http://nue.dip.jp/~nue/wiki/]]

ここでプロダクト名がMicrosoft GS~のメーカーIDの上にある[]内の数値をhoot.iniのoutput_midi_device=に記載してください。~
** けろぴー(WinX68k) [#q89bf6ac]
けろぴーとはけんじょさんが作成されたSHARP X68000エミュレータで、うささんがROMEOに対応したバージョンを公開されています。~
nueさんのgimic_pcidebugを併用することでROMEOインターフェイスを使ってGIMICにデータを出力することが可能になります。~

** c86win.exeの使い方 [#l519c400]
c86win.exeは開発者向けのツールですが、OPNAモジュールのSSG音量バランスを設定できる為紹介しておきます。~
また単体でもS98Playerとしての機能を持っていますが開発用の為、ループには対応していません。~
hootなど他にc86ctlを使うソフトが立ち上がっていない状態でc86win.exeを起動して下さい。~
-[[うさの倉庫:http://retropc.net/usalin/]]

c86win.exeの利用にはVC2010のランタイムが必要です。事前に[[こちら:http://www.microsoft.com/downloads/ja-jp/details.aspx?FamilyID=c32f406a-f8fc-4164-b6eb-5328b8578f03]]を導入して下さい。~
※注意事項※ Option→Sound→ROMEO使用にチェックを入れて下さい。~

#ref(c86win.jpg);~~
** MXDRV for Win32 (MXDRVg) [#h1bcfd81]
MXDRV for Win32とはGORRYさんがMXDRVをWindowsに移植したものです。~
nueさんのc86ctl対応X68Soundを併用することでGIMICにデータを出力することが可能になります。~

-[[MXDRV for Win32 (MXDRVg):http://gorry.haun.org/mx/]]

※注意事項※ MXVのMXDRVg設定で「ROMEOで演奏する」にチェックを入れて下さい。~

** ZMDRIVE [#ud454388]
ZMDRIVEとはfixerさんが作成されたZ-MUSICをWindows上で再現するソフトウェアです。~
nueさんのc86ctl対応X68Soundを併用することでGIMICにデータを出力することが可能になります。~

-[[ZMDRIVE:http://www27.tok2.com/home/studioMM/MusicRoom/zmdrive_dl.html]]

** 超連射68k [#h65e60c6]
超連射68kとはよっしんさんが作成されたX68000用シューティングゲームです。~
nueさんのc86ctl対応X68Soundを併用することでGIMICにデータを出力することが可能になります。~

-[[Yosshin's web page:http://www2.tky.3web.ne.jp/~yosshin/]]

※注意事項※ 超連射68kのアーカイブに既にX68Sound.dllがありますが、c86ctl対応X68Soundを上書きして下さい。~

* SHARP X1関連のソフトウェアを利用したGIMIC制御 [#pb5ca99a]

** X Millenium [#fd32abfe]
X Milleniumとはyuiさんが作成されたSHARP X1エミュレータです。~
nueさんのgimic_pcidebugを併用することでROMEOインターフェイスを使ってGIMICにデータを出力することが可能になります。~

-[[X Millenium(05/02/14版):http://retropc.net/yui/xmil.html]]

※注意事項※ オプションにあるFM Boardにチェックを入れて下さい。X1のPSG(SSG)には対応していません。OPMのみに対応します。~

* PC/AT関連のソフトウェアを利用したGIMIC制御 [#a5c3e1d6]

** DOSBox [#xb10db4b]
DOSBoxとはDOSBox Teamの皆様が作成されたPC/AT互換機上で動作するMS-DOS環境をエミュレートするソフトウェアです。~
RuRuRuさんがc86ctlに対応したバージョンを公開されています。対応するモジュールはOPL3です。~

-[[GIMIC対応DOSBox:http://www.vesta.dti.ne.jp/~tsato/software.html#dosbox]]

* OPNAモジュールの音量調整 [#l4d4b140]
c86ctlのアーカイブに含まれるc86win.exeでOPNAモジュールのFM/SSG音量バランスを設定することができます。~
他にc86ctlを使うソフトが立ち上がっていない状態でc86winを起動して下さい。~

|>|#ref(c86win.jpg);|
|ボタン|機能説明|
|Initialize|押さないで下さい(開発用)|
|DeInitialize|押さないで下さい(開発用)|
|GetMBInfo|マザーボードの情報を表示|
|GetModuleInfo|接続されているモジュールの情報を表示|
|GetFWVer|ファームウェアバージョンを表示|
|TEST1|押さないでください(開発用)|
|adpcmZeroReset|押さないでください(開発用)|
|GetSSGVol|OPNAモジュールのSSG音量バランスを取得(初期値31)|
|SetSSGVol|OPNAモジュールのSSG音量バランスを設定|
|GetPLLClock|モジュールのPLLクロックを取得|
|SetPLLClock|モジュールのPLLクロックを設定|

SetSSGVolで以下の値をセットすることで各機種のFM/SSG音量バランスに変化します。~
初期値は98OPNA(86ボード)の31です。値の範囲は0~127です。~
初期値はPC-98 OPNA系(86ボードと同等)の31です。値の範囲は0~127です。~
なおc86ctlを使うソフトの動作中にc86winを使って音量を変化させることはできないのでご注意下さい。~

|機種|設定値|
|98OPN系|38|
|98OPNA系|31|
|88OPN系|69|
|88OPNA系|63|
|PC-98 OPN系(PC-9801-26K相当)|38|
|PC-98 OPNA系(PC-9801-86相当)|31|
|PC-88 OPN系(PC-8801-11、PC-8801mkIIFR相当)|69|
|PC-88 OPNA系(PC-8801FA/MA相当)|63|

hootを起動する前に上記の値をセットすることで該当機種のSSG音量で演奏することができます。~
hoot起動中に動的に変化させることはできないのでご注意下さい。~


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