* USB制御ファームウェアについて [#nf7b7a6a] GIMICをPCから制御するファームウェアです。~ USB制御を行うには専用ファームウェアの導入、PC側へ専用ドライバの導入、PC側アプリケーションから制御する為の中継ソフトウェアの導入が必要です。~ 対応OSはWindowsXP 32bit、WindowsVista 32/64bit、Windows7 32/64bit、Windows8 32/64bitです。~ なお各OSは最新のサービスパックが適用され、Microsoft Updateで最新の状態に更新されていることを前提条件としています。~ 意図的にサービスパックを適用していない、Microsoft Updateを実施していないような環境での動作検証は一切行っていませんのでご注意下さい。~ ファームウェアのアップデート方法については[[こちら>ファームウェアアップデート]]をご確認下さい。~ なお、&color(red){ファームウェアのアップデート作業は自己責任};でお願い致します。~ #contents ** 更新履歴 [#pfa25afa] -2013/09/03 MB1のFWが古かったので再度リリースします。~ -2013/09/02 MB2及びMB1の最新FWをリリースします。今回のFW更新により&color(red){専用ドライバの導入、c86ctlの更新が必要になりました};のでご注意下さい。~ -2013/05/13 hootで一部の音源ドライバ使用時に演奏がモタる場合の対策について追記(time_slice=の値)~ -2012/05/13 hootの最新版リリースに合わせてページを作り直しています。~ (ファームウェア及びc86ctlのバージョンに変更はありません)~ ** ダウンロード [#ne8ea8b6] 初代マザーボードと2代目マザーボードでファームウェアが異なりますので間違えないようにご注意下さい。~ -2代目マザーボード(GMC-MB2)用 --2013/08/16版 ダウンロード:&ref(MB2_USBFW_20130816.zip); (初版)~ -初代マザーボード(GMC-MB1)用 --2013/06/19版 ダウンロード:&ref(MB1_USBFW_20130619.zip); (MB2の頒布にあわせて最新FWを公開)~ このファームウェアを書き込むと&color(red){GIMIC本体での演奏は一切できなくなります};のでご注意下さい(スタンドアロンFWの上位版ではありません)~ ** 専用ドライバの導入 [#f0c93a6b] C84より頒布を開始した2代目マザーボード及び、2013/09/02公開の初代マザーボード用USB制御FWから専用ドライバの導入が必要になりました。~ 以下のドライバを事前にインストールして下さい。~ --2013/05/23版 ダウンロード:&ref(gimic-win-driver-20130523.7z); ** 中継ソフトウェアの導入 [#t2f99ba6] PC上のアプリケーションからGIMICを制御する為には中継ソフトウェア(c86ctl)の導入が必要です。~ 以下よりc86ctlをダウンロードして下さい。~ --2013/06/08版 ダウンロード:&ref(c86ctl_20130608.zip);~ またc86ctlはVC2010のランタイムを必要とするので以下をインストールし、MicrosoftUpdateを行って最新の状態にアップデートして下さい。~ なおご利用のOSに関わらず、全て32bit版(ファイル名に_x86が含まれる物)をインストールして下さい。~ -[[Microsoft Visual C++ 2010 SP1 再頒布可能パッケージ (x86):http://www.microsoft.com/downloads/ja-jp/details.aspx?FamilyID=c32f406a-f8fc-4164-b6eb-5328b8578f03]] ** PCとの接続方法 [#rd205ac1] ファームウェアの書き換えが終わったらUSBケーブルをGIMICの&color(red){左側のUSBポート};に接続して下さい。~ なお2代目マザーボードではUSBコネクタは1つに統一されました。ファームアップが終わったらリセットボタンを押すかUSBケーブルを再接続して下さい。~ #ref(gm002.jpg);~ ** GIMICを利用可能なソフトウェアのご紹介 [#zc05ada1] これよりご紹介させて頂くソフトウェアはGIMIC Projectによる制作物ではなく、第三者の方々が制作・公開された物になります。~ これらのソフトウェアなくしてGIMICのUSB制御は成り立ちません。制作・公開に携わられた方々のご尽力に感謝致します。~ ※お願い事項※~ GIMICのUSB制御は試行錯誤の段階である物をプレビューリリースとして公開しています。全ての環境で動作する保証は一切ございませんのでご了承下さい。~ GIMIC Project公式以外の作者様へのお問い合わせはご遠慮頂けますようお願い致します。~ * hootを利用したGIMIC制御 [#r6ee38df] hootとはDMP SOFT.さんが作成された、一昔前のパソコンやコンシューマゲーム機のハードウェアをエミュレートし、当時のゲームミュージックを再現する為のソフトウェアです。~ OPN3L、OPNA、OPM、OPL3モジュールに対応しています。~ ** 更新履歴 [#a9683172] -2012/05/13 hootの最新版リリースに合わせて内容を変更しています。 --OPNAモジュールのFM/SSG音量バランス調整に対応して頂いています。~ 演奏するタイトルに合わせてPC-88 OPN系、PC-88 OPNA系、PC-98 OPN系、PC-98 OPNA系の音量配分を自動設定します。~ ユーザー側が特に意識する必要はありません。~ --OPNAのADPCM転送時にデータの転送状況が表示されるようになりました(PC-88及び一部PC-98のタイトル) --c86ctl経由のOPMモジュール及びOPL3モジュールに対応して頂いています。 --c86ctl経由でのチャンネルマスクに対応して頂いています。 --c86ctl経由時にPC側から出力される音声はGIMICに搭載されている音源チップ以外の物だけになりました~ (ex:X68000のADPCM、PC-9801-86のPCM、OPN3L利用時のADPCMなどがPCから音声出力されます)~ --hootから複数台のGIMICを制御できるようになりました。ただし現状は''同じモジュールの複数制御''には対応していません。~ --hoot.iniのc86ctl_enableが廃止されました。hootフォルダにc86ctl.dllがある場合、自動的にc86ctlに対応します。~ またGIMICがPCに接続されていない場合は通常通りPCから音声が出力されます。~ --hoot.iniのusbfm_enableが廃止されました。hootはGIMICに接続されているモジュールを自動判定します。 --hoot.iniのromeo_delayがc86ctl経由でも有効になりました。 --hoot.iniのym2151_typeの値、1(X68Sound) 2(MAME) が逆に変わりました>1(MAME) 2(X68Sound)~ X68Soundを設定した場合、c86ctl経由でOPMモジュールを制御することはできないので上述した通りym2151_type=0として使って下さい。~ ** 導入方法 [#ve8ca732] [[DMP SOFT.さんのサイト:http://dmpsoft.s17.xrea.com/]]よりhoot(2013/06/02版)をダウンロードして任意のフォルダに解凍して下さい。~ またhootはVC2005とDirectXのランタイムを必要とするので以下をインストールし、MicrosoftUpdateを行って最新の状態にアップデートして下さい。~ なおご利用のOSに関わらず、全て32bit版(ファイル名に_x86が含まれる物)をインストールして下さい。~ -[[Microsoft Visual C++ 2005 Service Pack 1 再頒布可能パッケージ MFC のセキュリティ更新プログラム:http://www.microsoft.com/downloads/ja-jp/details.aspx?FamilyID=ae2e1a40-7b45-4fe9-a20f-2ed2923aca62&displaylang=ja]] -[[DirectX エンド ユーザー ランタイム Web インストーラ:http://www.microsoft.com/downloads/ja-jp/details.aspx?familyid=2da43d38-db71-4c1b-bc6a-9b6652cd92a3]] hoot.exeが入っているフォルダにc86ctl.dllをコピーし、hoot.iniをメモ帳などで開き以下の項目を書き換えて下さい。~ |hoot.iniの項目|値|説明| |sampling_rate=|55466|OPN3L/OPNAモジュールでPC-88/PC-98関連の曲を演奏したい場合((供給クロック3.9936MHz÷72分周))| |~|62500|OPMモジュールでX1/X68000関連の曲を演奏したい場合((供給クロック4MHz÷64分周))| |~|49716|OPL3モジュールでSoundBlaster16 (ISA/98)の曲を演奏したい場合((供給クロック14.31818MHz÷288分周、14.31818MHzはISAバスのOSCに由来))| |buffer=|8|標準値16から8に変更| |time_slice=|16|bufferの下に行を追加して下さい&br;もし一部の曲で演奏にモタつきが感じる場合は値を8や6に下げてください(要CPUパワー)&br;値を下げ過ぎるとhoot側の音声出力が間に合わなくなっておかしくなるので注意| |lpf=|0|ADPCM/PCMをクリアに聞きたい場合はLPFをオフにして下さい| |ym2151_type=|0|標準値0から変更しないで下さい| |ym2203_type=|0|標準値0から変更しないで下さい| |ym2608_type=|0|標準値0から変更しないで下さい| |romeo_delay=|任意の値|単位[ms] 後述します| |romeo_ym2608_gain_fm=|0|標準値3から0に変更して下さい| |romeo_ym2608_gain_rhythm=|0|標準値1から0に変更して下さい| |romeo_ym2203_gain_fm=|0|標準値3から0に変更して下さい| sampling_rateの値は非常に重要です。~ 実機でFM音源チップに入力されるマスタークロックからチップ内部で行っている合成周波数を調べて正しく記載する必要があります。~ (この値が異なると音程が狂ったり演奏自体にモタつきが発生しますのでご注意下さい)~ PC-88/98、X1/X68000の場合は上述した値で問題はありませんが、左記以外の場合(特にアーケード物)は正しい合成周波数を調べて記載して下さい。~ またsampling_rateは一つの値しか設定できませんのでGIMICのモジュールを繋ぎ換える度に変更する必要があります。~ hootの起動オプションに「-ini ファイル名.ini」を追加することで読み込むiniを切り替えることができますので~ 各モジュール用のsampling_rate値を記載したiniを切り替えて使うことも可能です。~ 個人的にはhoot自体を対応モジュール及びsampling_rate毎に完全に別フォルダで分けて管理した方が良いと思います。~ romeo_delayはGIMICへのデータ出力を遅延させる働きがあります。~ 通常はPC上で音声(X68000のADPCMなどGIMIC側が対応していない部分)が合成されてサウンドカードから出力されるよりも、GIMICの方が先に音声を出力してしまいます。~ GIMICへのデータ出力を遅らせることでPC上で合成される音声をGIMICと同期することができます。~ この値は環境により全く異なりますので自分の環境に合う値を試行錯誤して貰うことになります。romeo_delayの値はms(ミリ秒)になります。~ romeo_ym2608_gain_fm/rhythm、romeo_ym2203_gain_fmはOPN3Lモジュール搭載時にFM/リズム音源の音量を意図的に下げる働きがあります。~ OPN3Lモジュールに搭載されるYMF288ではFMとSSGが一緒にデジタル出力されている為、OPNAモジュールのようにFMとSSGの音量バランスを調整することができません。~ FMとSSGの音量バランスは86ボードと同等なので、26KボードやPC-8801系の音量バランスに変えたい場合はここの値で調整して下さい。~ ここで指定した値がYMF288のレジスタに書き込まれるTL(TotalVolume)値に加算されます(加算と書きましたが実際には音量が低くなります)~ ** 複数モジュール制御 [#odbc5b56] hootから複数台のGIMICを制御できるようになりました。ただし現状は''同じモジュールの複数制御''には対応していません。~ 現在利用可能な機種は以下の通りです。~ -SHARP X1 (SSG+OPM) --OPNAモジュールとOPMモジュールを利用することで実現可能です(OPN3Lモジュールはクロック可変に対応しない為NG)~ ただしOPNAモジュールのSSG音量設定は行われませんので直前に設定された物に依存することに注意して下さい。~ c86winを使ってSSG音量を70程度に上げるとOPMモジュールとミックスさせやすくなると思います。~ //-PC-98x1 Sound Blaster 16/98 (OPN+OPL3) //--OPNAモジュールとOPL3モジュールを利用することで実現可能ですが、この2つを同時に制御する音源ドライバは存在しないと思われます。~ //-X68000 まーきゅりーゆにっとV4.0 (OPM+OPN3-L+OPN3-L) //--OPMモジュールとOPNAモジュールを利用することで実現可能ですが、現状は同じモジュール(OPNA)を2つ制御できない為、~ //まーきゅりー上のどちらか一方のOPN3-Lしか演奏できません。~ //またsampling_rateが1種類しか設定できない為、OPNA側を正常に制御できない可能性があります。~ ** 注意事項 [#y25c876f] -OPN3LモジュールをOPNAモジュールの代替として使うことができますが以下に対応しません。 --OPNAのADPCM部は出力されません(代わりにPC上からADPCM部を出力することができます) --OPNAモジュールのFM/SSG音量バランスの調整には対応しません。常に86ボード相当の音量配分になります。 -c86ctlを利用する場合はhootフォルダにpcidebug.dllを置かないで下さい(pcidebugが優先されます) -SSGPCM(PPZ/PPSDRVなど)を使う曲は正常に演奏されません。 -OPNAのADPCMデータ転送には若干時間がかかりますので注意して下さい。 --PC-88や一部PC-98のタイトルはADPCM転送時にデータの転送状況が表示されます。~ しかしPC-98の大半のタイトル(PMDやFMPなどADPCMを自前でロードできる音源ドライバ)に関しては~ ADPCM転送中でもhootが操作できますが、&color(red){転送が終わるまで曲の再生は行わない};様に注意して下さい。~ ADPCMデータ転送時はOPNAモジュールのLED1がオレンジ色にハッキリと点灯します。~ LED1が点滅状態(若干暗くなります)もしくは消灯するまでhootで曲を再生しないで下さい(データ抜けが発生します)~ -一部のタイトルでは音源ドライバ自体に問題があり、曲の開始時に音色化けが発生することがあります。~ (顕著な例:同級生2辺りまでのplay5.comを採用したelfのゲーム、X68000版うろつき童子、闇の血族など)~ * FMP7を利用したGIMIC制御 [#r6ee38df] FMP7とはぐぅさんが作成された、PC-9800シリーズ及びその互換機用に作成されたFM音源ドライバ「FMP」の流れを汲むWindows用の音源ドライバで、~ OPNA相当のFM音源部を32音、OPM相当のFM音源部を32音、SSG32音、PCM32音(最大発音数64音)という驚異的なスペックを誇ります。~ またFMP7はアドオンで機能を拡張することが可能であり、FMPv4、PMD、MXDRVなどの曲データも演奏することが可能です。~ アドオンの中の一つ、exS98Pを使うことでFMP7でS98データをGIMICを使って再生することができます。OPN3L、OPNA、OPMモジュールに対応しています。~ またHypSさんが作成されたFMP7用ビューワーFMDSP7を使うことで、S98ファイルの演奏状況を鍵盤表示&パラメータ表示することが可能になります。~ GIMICでの演奏に対応しているのはexS98Pのみです。FMP7、FMPv4、PMD、MXDRVの曲データをGIMICで再生することはできません。~ ** 導入方法 [#ve8ca732] [[FMP Official Website:http://fmp.jp/]]より[[FMP7(v7.10d以降):http://fmp.jp/wp/program/fmp7]]、[[exS98P:http://fmp.jp/wp/program/exs98p]]、[[FMDSP7:http://fmp.jp/wp/program/fmdsp7]]をダウンロードして任意のフォルダに解凍して下さい。exS98PはFMP7のaddonフォルダに入れて下さい。~ またFMP7はVC2008のランタイムを必要とするので以下をインストールし、MicrosoftUpdateを行って最新の状態にアップデートして下さい。~ なおご利用のOSに関わらず、全て32bit版(ファイル名に_x86が含まれる物)をインストールして下さい。~ -[[Microsoft Visual C++ 2008 SP1 再頒布可能パッケージ (x86):http://www.microsoft.com/downloads/ja-jp/details.aspx?familyid=a5c84275-3b97-4ab7-a40d-3802b2af5fc2]] FMP7は詳細なマニュアルがWeb上にて公開されていますのでそちらにリンクを張らせて頂きます。~ -[[FMP7のマニュアル:http://guu.fmp.jp/fmp/doku.php?id=manual:fmp7]] -[[exS98Pのマニュアル:http://guu.fmp.jp/fmp/doku.php?id=manual:exs98p]] なおexS98Pに絞ってご紹介をさせて頂きましたが、[[FMP7の曲データ:http://fmp.jp/wp/music-data]]も是非聴かれることをお勧めします。~ * PC-8801関連のソフトウェアを利用したGIMIC制御 [#a3278dda] ** QUASI88 [#sf96b67f] QUASI88とはShowzoh Fukunagaさんが作成されたPC-8801エミュレータで、nueさんがc86ctl/ROMEOに対応したバージョンを公開されています。~ 導入方法や使い方はShowzoh Fukunagaさんのサイト、c86ctl/ROMEO対応QUASI88のドキュメントをご参照下さい。~ OPN3L、OPNAモジュールに対応していますが、OPN3LではFM/SSG音量バランスの問題とADPCMの問題があるのでOPNAモジュールを使って頂くのが無難です。~ -[[QUASI88(オリジナル):http://www.117.ne.jp/~show/pc8801/pc88emu.html]] -[[c86ctl/ROMEO対応QUASI88:http://nue.dip.jp/~nue/wiki/]] ※注意事項※~ OPNAモジュールのFM/SSG音量バランスの自動設定には対応していない為、そのまま起動するとPC-98 OPNA系の音量バランスになります。~ PC-88 OPN系/OPNA系の音量バランスに変更したい場合は都度c86winを使って音量調整を行って下さい。~ ** M88 [#bcc534eb] M88とはciscさんが作成されたPC-8801エミュレータで、rururuさんがc86ctlに対応したバージョンを公開されています。~ OPN3L、OPNAモジュールに対応していますが、OPN3LではFM/SSG音量バランスの問題とADPCMの問題があるのでOPNAモジュールを使って頂くのが無難です。~ -[[M88(オリジナル):http://retropc.net/cisc/m88/]] -[[GIMIC対応M88:http://www.vesta.dti.ne.jp/~tsato/software.html#m88]] ※注意事項※~ そのまま起動するとPC-88 OPNA系の音量バランスになります。~ PC-88 OPNの音量バランスに変更したい場合は都度c86winを使って音量調整を行って下さい。~ * PC-9801関連のソフトウェアを利用したGIMIC制御 [#ibcd0c9b] ** ねこープロジェクトII [#f4376533] ねこープロジェクトIIとはyuiさんが作成されたPC-9801エミュレータで、rururuさんがc86ctlに対応したバージョンを公開されています。~ OPN3L、OPNAモジュールに対応しています。~ -[[私家版ねこープロジェクトII:http://www.vesta.dti.ne.jp/~tsato/soft_s98v3.html#np2]] サウンドボードの選択で118、86、86+ちびおと、スピークボードのどれかを選んで下さい。~ 前者2つはOPN3L/OPNAモジュールで有効、後者2つはOPNAモジュールで有効です。86を選択した場合は86PCMのみがPC側から再生されます。~ ※注意事項※~ OPNAモジュールのFM/SSG音量バランスの自動設定には対応していない為、そのまま起動するとPC-98 OPNA系の音量バランスになります。~ PC-98 OPN系の音量バランスに変更したい場合は都度c86winを使って音量調整を行って下さい。~ * SHARP X68000関連のソフトウェアを利用したGIMIC制御 [#gb0462cf] ** XM6 TypeG For Win32 [#vfa09ed0] XM6とはPI.さんが作成されたSHARP X68000エミュレータで、XM6 TypeG For Win32はGIMONSさんがXM6に機能強化を行われた物になります。~ GIMICへの対応はnueさんとrururuさんにご尽力を頂いております。~ またX68000のOPMに加え、満開製作所のまーきゅりーゆにっとV4のOPN3-L×2にも対応します(再現する為にはGIMICが3台必要です)~ OPM、OPN3L、OPNAモジュールに対応していますが、OPN3Lは供給クロック可変に対応していないのでOPNAモジュールを使って頂くのが無難です。~ -[[XM6 TypeG For Win32実験室:http://www.geocities.jp/kugimoto0715/xm6g.html]] ** gimic_pcidebug [#d2063807] gimic_pcidebugとはnueさんが作成されたGIMICを制御する為の中継ソフトウェアです。~ 来須川電工製のPCI接続FM音源ボードROMEOのインターフェイスを使ってGIMICを制御します。対応するモジュールはOPMです。~ -[[gimic_pcidebug:http://nue.dip.jp/~nue/wiki/]] gimic_pcidebug.dllをpcidebug.dllにリネームしてROMEO対応ソフトのフォルダに入れて下さい。~ ** c86ctl対応X68Sound [#e9c98be2] X68Soundとはm_puusanさんが作成されたX68000のFM音源/ADPCM音源をWindows上で再現するライブラリです。~ nueさんがc86ctlに対応したバージョンを公開されています。対応するモジュールはOPMです。~ -[[c86ctl対応X68Sound:http://nue.dip.jp/~nue/wiki/]] ** けろぴー(WinX68k) [#q89bf6ac] けろぴーとはけんじょさんが作成されたSHARP X68000エミュレータで、うささんがROMEOに対応したバージョンを公開されています。~ nueさんのgimic_pcidebugを併用することでROMEOインターフェイスを使ってGIMICにデータを出力することが可能になります。~ -[[うさの倉庫:http://retropc.net/usalin/]] ※注意事項※ Option→Sound→ROMEO使用にチェックを入れて下さい。~ ** MXDRV for Win32 (MXDRVg) [#h1bcfd81] MXDRV for Win32とはGORRYさんがMXDRVをWindowsに移植したものです。~ nueさんのc86ctl対応X68Soundを併用することでGIMICにデータを出力することが可能になります。~ -[[MXDRV for Win32 (MXDRVg):http://gorry.haun.org/mx/]] ※注意事項※ MXVのMXDRVg設定で「ROMEOで演奏する」にチェックを入れて下さい。~ ** ZMDRIVE [#ud454388] ZMDRIVEとはfixerさんが作成されたZ-MUSICをWindows上で再現するソフトウェアです。~ nueさんのc86ctl対応X68Soundを併用することでGIMICにデータを出力することが可能になります。~ -[[ZMDRIVE:http://www27.tok2.com/home/studioMM/MusicRoom/zmdrive_dl.html]] ** 超連射68k [#h65e60c6] 超連射68kとはよっしんさんが作成されたX68000用シューティングゲームです。~ nueさんのc86ctl対応X68Soundを併用することでGIMICにデータを出力することが可能になります。~ -[[Yosshin's web page:http://www2.tky.3web.ne.jp/~yosshin/]] ※注意事項※ 超連射68kのアーカイブに既にX68Sound.dllがありますが、c86ctl対応X68Soundを上書きして下さい。~ * SHARP X1関連のソフトウェアを利用したGIMIC制御 [#pb5ca99a] ** X Millenium [#fd32abfe] X Milleniumとはyuiさんが作成されたSHARP X1エミュレータです。~ nueさんのgimic_pcidebugを併用することでROMEOインターフェイスを使ってGIMICにデータを出力することが可能になります。~ -[[X Millenium(05/02/14版):http://retropc.net/yui/xmil.html]] ※注意事項※ オプションにあるFM Boardにチェックを入れて下さい。X1のPSG(SSG)には対応していません。OPMのみに対応します。~ * PC/AT関連のソフトウェアを利用したGIMIC制御 [#a5c3e1d6] ** DOSBox [#xb10db4b] DOSBoxとはDOSBox Teamの皆様が作成されたPC/AT互換機上で動作するMS-DOS環境をエミュレートするソフトウェアです。~ RuRuRuさんがc86ctlに対応したバージョンを公開されています。対応するモジュールはOPL3です。~ -[[GIMIC対応DOSBox:http://www.vesta.dti.ne.jp/~tsato/software.html#dosbox]] * OPNAモジュールの音量調整 [#l4d4b140] c86ctlのアーカイブに含まれるc86win.exeでOPNAモジュールのFM/SSG音量バランスを設定することができます。~ 他にc86ctlを使うソフトが立ち上がっていない状態でc86winを起動して下さい。~ |>|#ref(c86win.jpg);| |ボタン|機能説明| |Initialize|押さないで下さい(開発用)| |DeInitialize|押さないで下さい(開発用)| |GetMBInfo|マザーボードの情報を表示| |GetModuleInfo|接続されているモジュールの情報を表示| |GetFWVer|ファームウェアバージョンを表示| |TEST1|押さないでください(開発用)| |adpcmZeroReset|押さないでください(開発用)| |GetSSGVol|OPNAモジュールのSSG音量バランスを取得(初期値31)| |SetSSGVol|OPNAモジュールのSSG音量バランスを設定| |GetPLLClock|モジュールのPLLクロックを取得| |SetPLLClock|モジュールのPLLクロックを設定| SetSSGVolで以下の値をセットすることで各機種のFM/SSG音量バランスに変化します。~ 初期値はPC-98 OPNA系(86ボードと同等)の31です。値の範囲は0~127です。~ なおc86ctlを使うソフトの動作中にc86winを使って音量を変化させることはできないのでご注意下さい。~ |機種|設定値| |PC-98 OPN系(PC-9801-26K相当)|38| |PC-98 OPNA系(PC-9801-86相当)|31| |PC-88 OPN系(PC-8801-11、PC-8801mkIIFR相当)|69| |PC-88 OPNA系(PC-8801FA/MA相当)|63|