* USB制御ファームウェアについて [#nf7b7a6a]
GIMICをPCから制御するファームウェアです。~
USB制御を行うには専用ファームウェアの導入、PC側へ専用ドライバの導入、PC側アプリケーションから制御する為の中継ソフトウェアの導入が必要です。~
#freeze
* USB制御モードについて [#oa7fac83]
GIMICをPC上のアプリケーションからUSB制御する為の動作モードです。~
USB制御を行うには専用ドライバの導入、アプリケーションと専用ドライバを結ぶ中継ソフトウェア(c86ctl)の導入が必要です。~

対応OSはWindowsXP 32bit、WindowsVista 32/64bit、Windows7 32/64bit、Windows8 32/64bitです。~
なお各OSは最新のサービスパックが適用され、Microsoft Updateで最新の状態に更新されていることを前提条件としています。~
意図的にサービスパックを適用していない、Microsoft Updateを実施していないような環境での動作検証は一切行っていませんのでご注意下さい。~

ファームウェアのアップデート方法については[[こちら>ファームウェアアップデート]]をご確認下さい。~
なお、&color(red){ファームウェアのアップデート作業は自己責任};でお願い致します。~

#contents

** 更新履歴 [#pfa25afa]
-2013/09/15
--[[現行ファームウェアの既知の問題について追記>#ne8ea8b6]]。~
-2013/09/08
--OPNAモジュール利用時に、SSG音量変更時のノイズを抑える機能を追加しました。~
また、WindowsXP環境下でMB1/MB2同時認識の不具合を回避するために、再度ドライバがインストールされます。~
※現在特定の環境で一部曲の再生に不具合が確認されているため、念のため初期版も置いてあります。~
--同様に4月時点のMB1用ファームウェアとc86ctlを再掲載します(MB2との混在はできませんのでご注意下さい)
-2013/09/07 一部曲の再生に不具合があったため、調整を行ったMB2のFWをリリースします。~
-2013/09/06
--現行ファームウェアの既知の問題について追記。~
--c86ctlの32bit版と64bit版についての説明を追記。~
--専用ドライバがWindows8では導入不要であることを追記。~
--初代マザーボードと2代目マザーボードの併用について追記。~
--hootで一部タイトルを演奏した際に顕著な演奏のモタつきを感じる場合はhoot.iniのbuffers=、time_slice=の値を見直して下さい。~
モタつきを確認しているのはPC-98のコンパイルのゲーム(ぷよぷよ、魔導物語)、アリスソフトのゲーム(アンビバレンツ)などです。~
こちらではbuffers=8、time_slice=6(低スペックPCでは厳しい設定です)でチェックを行っていますが、コンパイルの物はこれでも若干のモタつきがあります。~
hootの仕組上これ以上の改善は難しいとのことです。このようなタイトルはエミュレータでゲームを実際に起動して聴くことでモタつきが改善されます。~
-2013/09/03 MB1のFWが古かったので再度リリースします。~
-2013/09/02 MB2及びMB1の最新FWをリリースします。今回のFW更新により&color(red){専用ドライバの導入、c86ctlの更新が必要になりました};のでご注意下さい。~
なおMB1の旧FWからの変更点は転送方式の変更です。旧FWよりも低レイテンシで動作するようになっています。~
-2013/05/13 hootで一部の音源ドライバ使用時に演奏がモタる場合の対策について追記(time_slice=の値)~
-2012/05/13 hootの最新版リリースに合わせてページを作り直しています。~
(ファームウェア及びc86ctlのバージョンに変更はありません)~
** 動作要件 [#mb4916f3]
対応OSはWindows7,8,8.1,10 32/64bitです。~

** 最新版ダウンロード [#ne8ea8b6]
初代マザーボードと2代目マザーボードでファームウェアが異なりますので間違えないようにご注意下さい。~
各OSは最新のサービスパックが適用され、Microsoft Updateで最新の状態に更新されていることが前提です。~
意図的にサービスパックを適用していない、Microsoft Updateを実施していないような環境での動作検証は一切行っていません。~

-2代目マザーボード(GMC-MB2)用
--2013/09/08版 ダウンロード:&ref(MB2_USBFW_20130908.zip); (最新版)~
--2013/08/16版 ダウンロード:&ref(MB2_USBFW_20130816.zip); (C84頒布の初版)~
-初代マザーボード(GMC-MB1)用
--2013/06/19版 ダウンロード:&ref(MB1_USBFW_20130619.zip); (MB2の頒布にあわせて最新FWを公開)~
USB制御を行うアプリケーションによってはCPUパワー/GPUパワーを要求する物があります(例:hoot)~
Pentium4世代のCPU、低電圧・低クロックのCPU(及び内蔵GPU)ではパワーが足りない可能性があります。~

-既知の問題点
--MB2のファームウェアの初期化コードに問題があり、希にヘッドフォン出力の左右どちらかのチャンネルの音量が異様に落ちる現象が発生します。~
この問題が発生した際はACアダプタとUSBケーブルを取り外してGIMICを完全に電源オフの状態にし、再度電源を入れて下さい。~
--MB1/MB2共にOPNAモジュールでリズム音源のタムが勝手に鳴ってしまう現象が発生することを確認しています。~
(バーニングポイントのOP/ED、PC-88版ルーンワースのOPで確認しています)~
--MB1/MB2共にOPNAモジュールとM88/QUASI88の組み合わせでADPCMが正常に転送されてないことを確認しています。~
(バーニングポイント、野球道2など)~
--MB1/MB2共にOPN3LモジュールをXM6 TypeGのまーきゅりーゆにっと用の音源として利用できません。~
(高周波ノイズが出ますのでご注意下さい)~
** USB制御モードを使うには [#v67e34f9]
GIMIC本体にSDカードを挿さない状態で電源を入れて下さい。自動的にUSB制御モードへ移行します。~

このファームウェアを書き込むとGIMIC単体での演奏は一切できなくなりますのでご注意下さい(スタンドアロンFWの上位版ではありません)~
※SDカードを刺した状態でもジョグを押し込みながら電源投入で強制的にUSBモードで起動させることが出来ます。~
(初代、2代目マザーボードLite版は非対応)~

※上記FW及び下記ドライバを使うことで&color(red){初代マザーボードと2代目マザーボードの併用};が可能になります。~
 ただし接続するUSBポートは必ず&color(red){同じUSBコントローラの配下};である必要があります。~
 マザーボードに複数のコントローラ(USB2.0とUBS3.0など)が搭載されているPC、USB増設ボード・カードを搭載しているPCはご注意下さい。~
※初代マザーボードの場合は左側のUSBポートにケーブルを接続して下さい。~
 また左右2つのUSBポートに同時にケーブルを接続しないで下さい。本体が故障する恐れがあります。~

** 専用ドライバの導入 [#f0c93a6b]
C84より頒布を開始した2代目マザーボード及び、2013/09/02公開の初代マザーボード用USB制御FWから専用ドライバの導入が必要になりました。~
ただしWindows8はOS標準でドライバが導入されている為不要です。WindowsXP,Vista,7の場合は以下のドライバを事前にインストールして下さい。~
~
&color(red){※32bitOSではdpinst-x86.exeを、64bitOSではdpinst-amd64.exeを実行して下さい。};~

--2013/05/23版 ダウンロード:&ref(gimic-win-driver-20130523.7z);

** 中継ソフトウェアの導入 [#t2f99ba6]
PC上のアプリケーションからGIMICを制御する為には中継ソフトウェア(c86ctl)の導入が必要です。~
以下よりc86ctlをダウンロードして下さい。~
~
&color(red){※32bit版と64bit版を同梱していますが、現状c86ctlを使う対応ソフトは全て32bitです。32bit版をお使い下さい。};~

--2013/06/08版 ダウンロード:&ref(c86ctl_20130608.zip);~

またc86ctlはVC2010のランタイムを必要とするので以下をインストールし、MicrosoftUpdateを行って最新の状態にアップデートして下さい。~
なおご利用のOSに関わらず、全て32bit版(ファイル名に_x86が含まれる物)をインストールして下さい。~

-[[Microsoft Visual C++ 2010 SP1 再頒布可能パッケージ (x86):http://www.microsoft.com/downloads/ja-jp/details.aspx?FamilyID=c32f406a-f8fc-4164-b6eb-5328b8578f03]]

** 旧バージョンダウンロード [#s262ec9a]
-ファームウェア
--2012/04/30版 ダウンロード:&ref(gimic_r178.zip); (OPN3L/OPNA/OPM/OPL3モジュール対応)~
-c86ctl
--2012/02/20版 ダウンロード:[[c86ctl_1.3.1.23.zip:https://launchpad.net/c86ctl/trunk/1.3.1/+download/c86ctl_1.3.1.23.zip]]~

※必ず2012/02/20版のc86ctlとセットで使って下さい。またMB2との混在はできません。

** PCとの接続方法 [#rd205ac1]
ファームウェアの書き換えが終わったらUSBケーブルをGIMICの&color(red){左側のUSBポート};に接続して下さい。~
なお2代目マザーボードではUSBコネクタは1つに統一されました。ファームアップが終わったらリセットボタンを押すかUSBケーブルを再接続して下さい。~

#ref(gm002.jpg);~

** GIMICを利用可能なソフトウェアのご紹介 [#zc05ada1]
これよりご紹介させて頂くソフトウェアはGIMIC Projectによる制作物ではなく、第三者の方々が制作・公開された物になります。~
これらのソフトウェアなくしてGIMICのUSB制御は成り立ちません。制作・公開に携わられた方々のご尽力に感謝致します。~
※2代目マザーボードLite(GMC-MB2LT)のモジュール増設時に内蔵音源を利用したい場合は電源オン時にSTATUSランプが点灯するまで電源ボタンを押し続けて下さい。~
 電源ボタンを直ぐに離すと増設モジュール、STATUSランプが点灯するまで長押しで内蔵音源が認識されます。~

※お願い事項※~
GIMICのUSB制御は試行錯誤の段階である物をプレビューリリースとして公開しています。全ての環境で動作する保証は一切ございませんのでご了承下さい。~
GIMIC Project公式以外の作者様へのお問い合わせはご遠慮頂けますようお願い致します。~
※2代目マザーボードPro/Std/Liteで電源ランプが2回点滅して起動しない場合はUSBからの給電能力が不足しています。USBの電源供給を見直して下さい。~

* hootを利用したGIMIC制御 [#r6ee38df]
hootとはDMP SOFT.さんが作成された、一昔前のパソコンやコンシューマゲーム機のハードウェアをエミュレートし、当時のゲームミュージックを再現する為のソフトウェアです。~
OPN3L、OPNA、OPM、OPL3モジュールに対応しています。~
** 専用ドライバの導入 [#jf42dfdf]
C84より頒布を開始した2代目マザーボード及び、2013/06/19版以降の初代マザーボード用ファームウェアから専用ドライバの導入が必要になりました。~
ファームウェア・ドライバのページからUSB制御ドライバ(gimic-win-driver-YYYYMMDD.7z)をダウンロードし、インストールして下さい。~

** 更新履歴 [#a9683172]
-2013/09/14 nueさんが新しいバージョンのc86ctl対応x68sound、gimic_pcidebug、c86ctl_wrapper、c86ctl対応bluemsxを公開されました。~
-2012/05/13 hootの最新版リリースに合わせて内容を変更しています。
--OPNAモジュールのFM/SSG音量バランス調整に対応して頂いています。~
演奏するタイトルに合わせてPC-88 OPN系、PC-88 OPNA系、PC-98 OPN系、PC-98 OPNA系の音量配分を自動設定します。~
ユーザー側が特に意識する必要はありません。~
--OPNAのADPCM転送時にデータの転送状況が表示されるようになりました(PC-88及び一部PC-98のタイトル)
--c86ctl経由のOPMモジュール及びOPL3モジュールに対応して頂いています。
--c86ctl経由でのチャンネルマスクに対応して頂いています。
--c86ctl経由時にPC側から出力される音声はGIMICに搭載されている音源チップ以外の物だけになりました~
(ex:X68000のADPCM、PC-9801-86のPCM、OPN3L利用時のADPCMなどがPCから音声出力されます)~
--hootから複数台のGIMICを制御できるようになりました。ただし現状は''同じモジュールの複数制御''には対応していません。~
--hoot.iniのc86ctl_enableが廃止されました。hootフォルダにc86ctl.dllがある場合、自動的にc86ctlに対応します。~
またGIMICがPCに接続されていない場合は通常通りPCから音声が出力されます。~
--hoot.iniのusbfm_enableが廃止されました。hootはGIMICに接続されているモジュールを自動判定します。
--hoot.iniのromeo_delayがc86ctl経由でも有効になりました。
--hoot.iniのym2151_typeの値、1(X68Sound) 2(MAME) が逆に変わりました>1(MAME) 2(X68Sound)~
X68Soundを設定した場合、c86ctl経由でOPMモジュールを制御することはできないので上述した通りym2151_type=0として使って下さい。~
⇒[[ファームウェア・ドライバ>ファームウェアダウンロード#ef499535]]

** 導入方法 [#ve8ca732]
[[DMP SOFT.さんのサイト:http://dmpsoft.s17.xrea.com/]]よりhoot(2013/06/02版)をダウンロードして任意のフォルダに解凍して下さい。~
またhootはVC2005とDirectXのランタイムを必要とするので以下をインストールし、MicrosoftUpdateを行って最新の状態にアップデートして下さい。~
なおご利用のOSに関わらず、全て32bit版(ファイル名に_x86が含まれる物)をインストールして下さい。~
なおWindows8/8.1/10はOS側が標準でドライバを持っている為、インストールの必要はありません。~
Windows7の場合は上記のドライバをインストールして下さい。~
32bitOSでは&color(red){dpinst-x86.exe};を、64bitOSでは&color(red){dpinst-amd64.exe};を実行して下さい。~

-[[Microsoft Visual C++ 2005 Service Pack 1 再頒布可能パッケージ MFC のセキュリティ更新プログラム:http://www.microsoft.com/downloads/ja-jp/details.aspx?FamilyID=ae2e1a40-7b45-4fe9-a20f-2ed2923aca62&displaylang=ja]]
-[[DirectX エンド ユーザー ランタイム Web インストーラ:http://www.microsoft.com/downloads/ja-jp/details.aspx?familyid=2da43d38-db71-4c1b-bc6a-9b6652cd92a3]]
** 中継ソフトウェアの導入 [#j18ca199]
GIMIC対応アプリケーションからUSB制御を行う為には中継ソフトウェア(c86ctl)の導入が必要です。~
ファームウェア・ドライバのページからc86ctl(c86ctl_?.?.?_32bit.zip)をダウンロードし、対応ソフトと同じフォルダにc86ctl.dllをコピーして下さい。~

hoot.exeが入っているフォルダにc86ctl.dllをコピーし、hoot.iniをメモ帳などで開き以下の項目を書き換えて下さい。~
⇒[[ファームウェア・ドライバ>ファームウェアダウンロード#ef499535]]

|hoot.iniの項目|値|説明|
|sampling_rate=|55466|OPN3L/OPNAモジュールでPC-88/PC-98関連の曲を演奏したい場合((供給クロック3.9936MHz÷72分周))|
|~|62500|OPMモジュールでX1/X68000関連の曲を演奏したい場合((供給クロック4MHz÷64分周))|
|~|49716|OPL3モジュールでSoundBlaster16 (ISA/98)の曲を演奏したい場合((供給クロック14.31818MHz÷288分周、14.31818MHzはISAバスのOSCに由来))|
|buffer=|8|標準値16から8に変更|
|time_slice=|16|bufferの下に行を追加して下さい&br;もし一部の曲で演奏にモタつきが感じる場合は値を8や6に下げてください(要CPUパワー)&br;値を下げ過ぎるとhoot側の音声出力が間に合わなくなっておかしくなるので注意|
|lpf=|0|ADPCM/PCMをクリアに聞きたい場合はLPFをオフにして下さい|
|ym2151_type=|0|標準値0から変更しないで下さい|
|ym2203_type=|0|標準値0から変更しないで下さい|
|ym2608_type=|0|標準値0から変更しないで下さい|
|romeo_delay=|任意の値|単位[ms] 後述します|
|romeo_ym2608_gain_fm=|0|標準値3から0に変更して下さい|
|romeo_ym2608_gain_rhythm=|0|標準値1から0に変更して下さい|
|romeo_ym2203_gain_fm=|0|標準値3から0に変更して下さい|

sampling_rateの値は非常に重要です。~
実機でFM音源チップに入力されるマスタークロックからチップ内部で行っている合成周波数を調べて正しく記載する必要があります。~
(この値が異なると音程が狂ったり演奏自体にモタつきが発生しますのでご注意下さい)~
PC-88/98、X1/X68000の場合は上述した値で問題はありませんが、左記以外の場合(特にアーケード物)は正しい合成周波数を調べて記載して下さい。~

またsampling_rateは一つの値しか設定できませんのでGIMICのモジュールを繋ぎ換える度に変更する必要があります。~
hootの起動オプションに「-ini ファイル名.ini」を追加することで読み込むiniを切り替えることができますので~
各モジュール用のsampling_rate値を記載したiniを切り替えて使うことも可能です。~
個人的にはhoot自体を対応モジュール及びsampling_rate毎に完全に別フォルダで分けて管理した方が良いと思います。~

romeo_delayはGIMICへのデータ出力を遅延させる働きがあります。~
通常はPC上で音声(X68000のADPCMなどGIMIC側が対応していない部分)が合成されてサウンドカードから出力されるよりも、GIMICの方が先に音声を出力してしまいます。~
GIMICへのデータ出力を遅らせることでPC上で合成される音声をGIMICと同期することができます。~
この値は環境により全く異なりますので自分の環境に合う値を試行錯誤して貰うことになります。romeo_delayの値はms(ミリ秒)になります。~

romeo_ym2608_gain_fm/rhythm、romeo_ym2203_gain_fmはOPN3Lモジュール搭載時にFM/リズム音源の音量を意図的に下げる働きがあります。~
OPN3Lモジュールに搭載されるYMF288ではFMとSSGが一緒にデジタル出力されている為、OPNAモジュールのようにFMとSSGの音量バランスを調整することができません。~
FMとSSGの音量バランスは86ボードと同等なので、26KボードやPC-8801系の音量バランスに変えたい場合はここの値で調整して下さい。~
ここで指定した値がYMF288のレジスタに書き込まれるTL(TotalVolume)値に加算されます(加算と書きましたが実際には音量が低くなります)~

** 複数モジュール制御 [#odbc5b56]
hootから複数台のGIMICを制御できるようになりました。ただし現状は''同じモジュールの複数制御''には対応していません。~
現在利用可能な機種は以下の通りです。~

-SHARP X1 (SSG+OPM)
--OPNAモジュールとOPMモジュールを利用することで実現可能です(OPN3Lモジュールは対応していません)~
ただしOPNAモジュールのSSG音量設定は行われませんので直前に設定された物に依存することに注意して下さい。~
c86winを使ってSSG音量を70程度に上げるとOPMモジュールとミックスさせやすくなると思います。~

//-PC-98x1 Sound Blaster 16/98 (OPN+OPL3)
//--OPNAモジュールとOPL3モジュールを利用することで実現可能ですが、この2つを同時に制御する音源ドライバは存在しないと思われます。~

//-X68000 まーきゅりーゆにっとV4.0 (OPM+OPN3-L+OPN3-L)
//--OPMモジュールとOPNAモジュールを利用することで実現可能ですが、現状は同じモジュール(OPNA)を2つ制御できない為、~
//まーきゅりー上のどちらか一方のOPN3-Lしか演奏できません。~
//またsampling_rateが1種類しか設定できない為、OPNA側を正常に制御できない可能性があります。~

** 注意事項 [#y25c876f]
-OPN3LモジュールをOPNAモジュールの代替として使うことができますが以下に対応しません。
--OPNAのADPCM部は出力されません(代わりにPC上からADPCM部を出力することができます)
--OPNAモジュールのFM/SSG音量バランスの調整には対応しません。常に86ボード相当の音量配分になります。
-c86ctlを利用する場合はhootフォルダにpcidebug.dllを置かないで下さい(pcidebugが優先されます)
-SSGPCM(PPZ/PPSDRVなど)を使う曲は正常に演奏されません。
-OPNAのADPCMデータ転送には若干時間がかかりますので注意して下さい。
--PC-88や一部PC-98のタイトルはADPCM転送時にデータの転送状況が表示されます。~
しかしPC-98の大半のタイトル(PMDやFMPなどADPCMを自前でロードできる音源ドライバ)に関しては~
ADPCM転送中でもhootが操作できますが、&color(red){転送が終わるまで曲の再生は行わない};様に注意して下さい。~
ADPCMデータ転送時はOPNAモジュールのLED1がオレンジ色にハッキリと点灯します。~
LED1が点滅状態(若干暗くなります)もしくは消灯するまでhootで曲を再生しないで下さい(データ抜けが発生します)~
-一部のタイトルでは音源ドライバ自体に問題があり、曲の開始時に音色化けが発生することがあります。~
(顕著な例:同級生2辺りまでのplay5.comを採用したelfのゲーム、X68000版うろつき童子、闇の血族など)~

* FMP7を利用したGIMIC制御 [#r6ee38df]
FMP7とはぐぅさんが作成された、PC-9800シリーズ及びその互換機用に作成されたFM音源ドライバ「FMP」の流れを汲むWindows用の音源ドライバで、~
OPNA相当のFM音源部を32音、OPM相当のFM音源部を32音、SSG32音、PCM32音(最大発音数64音)という驚異的なスペックを誇ります。~
またFMP7はアドオンで機能を拡張することが可能であり、FMPv4、PMD、MXDRVなどの曲データも演奏することが可能です。~

アドオンの中の一つ、exS98Pを使うことでFMP7でS98データをGIMICを使って再生することができます。OPN3L、OPNA、OPMモジュールに対応しています。~
またHypSさんが作成されたFMP7用ビューワーFMDSP7を使うことで、S98ファイルの演奏状況を鍵盤表示&パラメータ表示することが可能になります。~

GIMICでの演奏に対応しているのはexS98Pのみです。FMP7、FMPv4、PMD、MXDRVの曲データをGIMICで再生することはできません。~

** 導入方法 [#ve8ca732]
[[FMP Official Website:http://fmp.jp/]]より[[FMP7(v7.10d以降):http://fmp.jp/wp/program/fmp7]]、[[exS98P:http://fmp.jp/wp/program/exs98p]]、[[FMDSP7:http://fmp.jp/wp/program/fmdsp7]]をダウンロードして任意のフォルダに解凍して下さい。exS98PはFMP7のaddonフォルダに入れて下さい。~
またFMP7はVC2008のランタイムを必要とするので以下をインストールし、MicrosoftUpdateを行って最新の状態にアップデートして下さい。~
またc86ctlはVisual C++ 2010のランタイムを必要とします。以下をインストールし、MicrosoftUpdateを行って最新の状態にアップデートして下さい。~
なおご利用のOSに関わらず、全て32bit版(ファイル名に_x86が含まれる物)をインストールして下さい。~

-[[Microsoft Visual C++ 2008 SP1 再頒布可能パッケージ (x86):http://www.microsoft.com/downloads/ja-jp/details.aspx?familyid=a5c84275-3b97-4ab7-a40d-3802b2af5fc2]]
-[[Microsoft Visual C++ 2010 SP1 再頒布可能パッケージ (x86):http://www.microsoft.com/downloads/ja-jp/details.aspx?FamilyID=c32f406a-f8fc-4164-b6eb-5328b8578f03]]

FMP7は詳細なマニュアルがWeb上にて公開されていますのでそちらにリンクを張らせて頂きます。~
**本体の操作方法 [#i51ae4ac]
本体に搭載されているジョグホイール(ボリューム)を使用して音量変更と、~
ブレイクアウト端子のパラレル出力(2代目マザーボードPro版のみ対応)を変更可能です。~
|ジョグ回転|音量変更|
|ジョグ押し|パラレル出力の切り替え|

-[[FMP7のマニュアル:http://guu.fmp.jp/fmp/doku.php?id=manual:fmp7]]
-[[exS98Pのマニュアル:http://guu.fmp.jp/fmp/doku.php?id=manual:exs98p]]
ジョグを押すとSTATUSランプが点灯し、パラレル出力が有効となります。~
もう一度ジョグを押すとSTATUSランプが消灯し、パラレル出力は無効となります。~
||STATUS消灯|STATUS点灯|
|ラインイン端子|無効|モジュールからの音声出力|
|ラインアウト端子|モジュールからの音声出力|無効|

なおexS98Pに絞ってご紹介をさせて頂きましたが、[[FMP7の曲データ:http://fmp.jp/wp/music-data]]も是非聴かれることをお勧めします。~
** c86ctlの操作方法 [#f051c621]
GIMIC対応アプリケーションを起動すると、以下のc86ctlのウインドウが表示されます。~
複数台のGIMICを接続している場合は[[その台数分表示:http://gimic.jp/index.php?plugin=attach&pcmd=open&file=c86ctl_4module.png&refer=USB%E5%88%B6%E5%BE%A1%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%89]]されます(最大4台まで)~

* PC-8801関連のソフトウェアを利用したGIMIC制御 [#a3278dda]
#ref(c86ctl_1.jpg);

** QUASI88 [#sf96b67f]
QUASI88とはShowzoh Fukunagaさんが作成されたPC-8801エミュレータで、nueさんがc86ctl/ROMEOに対応したバージョンを公開されています。~
導入方法や使い方はShowzoh Fukunagaさんのサイト、c86ctl/ROMEO対応QUASI88のドキュメントをご参照下さい。~
OPN3L、OPNAモジュールに対応していますが、OPN3LではFM/SSG音量バランスの問題とADPCMの問題があるのでOPNAモジュールを使って頂くのが無難です。~
+メインウインドウのKEYBOARDをクリックすると以下が表示され、演奏情報を視覚的に確認することができます(OPL3モジュールは非対応)~
#ref(c86ctl_2.jpg);~
~
なおKEYBOARD VIEWウインドウをアクティブにした状態でフルキー側の1~9、qwertを押すことでパートマスクができます。~
マスクしたパートは[M]の表示が赤く変化します。[M]をクリックすることでも同様にマスクすることができます。0でマスクを全解除します。~
またSHIFTキーを押しながら1~9、qwertを押すことで指定したパートをソロ演奏させることができます。~
ソロ指定したパートは[S]の表示が緑色に変化します。[S]をクリックすることでも同様にソロ指定することができます。~
解除する時はもう一度SHIFTを押しながらそのパートを示すキーを押すか、緑色になった[S]をクリックして下さい。~
~
+メインウインドウのREGISTERをクリックすると以下が表示され、音源のレジスタ内容を確認することができます。~
#ref(c86ctl_3.jpg);~
~
+メインウインドウのFMをクリックすると以下が表示され、そのFM音源チャンネルのレジスタ内容を視覚的に確認することができます(OPL3モジュールは非対応)~
#ref(c86ctl_4.jpg);~
~
+メインウインドウ上で右クリックすると以下のポップアップが表示されます。~
Show Visualizerをクリックするとc86ctlのウインドウ全てが非表示になります。復帰方法は後述します。~
Configurationをクリックするとc86ctlの設定画面が表示されます。~
#ref(c86ctl_5.jpg);~
~
+Configuration画面です。~
#ref(c86ctl_6.jpg);~
~
-Show Visualizer~
チェックを外すとc86ctlのウインドウ全てが非表示になります。チェックを入れると復帰します。~
-Delay Control~
GIMICの発音を遅延させる機能です。PCから再生される音声(X68000のADPCMや86ボードのPCMなど、~
GIMICでは再現できない物)とGIMICの音声を同期させる為に使います。単位はms(ミリ秒)です。~
複数台のGIMICを接続するとそれぞれのGIMICに対して遅延を設定することが可能ですが、~
試した限りでは全て同じ値で問題ありませんでした。~
-SSG Volume~
OPNAモジュールのFM/SSG音量バランスの設定を設定する機能です。~
値の範囲は0~127で、各機種・音源の設定値は後述します。~
-PLL~
FM音源チップに供給するクロックを変更することが可能ですが触らないで下さい。~
c86ctl対応アプリケーションはc86ctl呼び出し時に正しいクロックを設定しています。~
演奏中にクロックを変えると動作に異常をきたします。~
~
c86ctlのウインドウを非表示にして再度復帰させたい場合はタスクバーにc86ctlのアイコン(赤枠の物)がありますので、~
このアイコンを右クリックして下さい。前述のポップアップメニューが表示されます。~
#ref(c86ctl_7.jpg);~
~

-[[QUASI88(オリジナル):http://www.117.ne.jp/~show/pc8801/pc88emu.html]]
-[[c86ctl/ROMEO対応QUASI88:http://nue.dip.jp/~nue/wiki/]]
|>|>|SSG Volume|
|機種|音源|設定値|
|PC-98|PC-9801-26 (OPN)|38|
|PC-98|スピークボード (OPNA)|38|
|PC-98|アミューズメントサウンドボード (OPNA)|30|
|PC-98|PC-9801-86 (OPNA)((PC-9801-86相当品を搭載したA-MATE、98MULTiを含む))|31|
|PC-98|PC-9801-118 (OPN3-L)((PC-9801-118相当品を搭載したCanBeや98NOTEを含む))|31|
|PC-98|音美ちゃん|82|
|PC-8801|PC-8801-11 8801用設定 (OPN)|69|
|PC-8801|PC-8801mkIIFR (OPN)|69|
|PC-8801|PC-8801FA/MA/98DO+ (OPNA)|63|
|PC-88VA|PC-88VA (OPN)|69|
|PC-88VA|PC-88VA+PC-8801-VA12 (OPNA)|再現不可|
|PC-88VA|PC-88VA2/VA3 (OPNA)|69|
|PC-8001|PC-8001mkIISR (OPN)|76|
|PC-8001|PC-8801-11 8001用設定 (OPN)|76|
|X68k|まーきゅりーゆにっとV4 (OPN3-L)|31|

※注意事項※~
OPNAモジュールのFM/SSG音量バランスの自動設定には対応していない為、そのまま起動するとPC-98 OPNA系の音量バランスになります。~
PC-88 OPN系/OPNA系の音量バランスに変更したい場合は都度c86winを使って音量調整を行って下さい。~
** 対応ソフトウェア [#k5d957ba]
これよりご紹介させて頂くソフトウェアはGIMIC Projectによる制作物ではなく第三者の方々が制作・公開された物になります。~
これらのソフトウェアなくしてGIMICのUSB制御は成り立ちません。制作・公開に携わられた方々のご尽力に感謝致します。~

** M88 [#bcc534eb]
M88とはciscさんが作成されたPC-8801エミュレータで、rururuさんがc86ctlに対応したバージョンを公開されています。~
OPN3L、OPNAモジュールに対応していますが、OPN3LではFM/SSG音量バランスの問題とADPCMの問題があるのでOPNAモジュールを使って頂くのが無難です。~
-[[対応ソフトウェア一覧>USB制御FW - 対応ソフト]]

-[[M88(オリジナル):http://retropc.net/cisc/m88/]]
-[[GIMIC対応M88:http://www.vesta.dti.ne.jp/~tsato/software.html#m88]]
** 良く有る質問と回答 [#x0a4b930]
-OPLMNモジュールを利用時にC86CTL上でDISCONNECTEDと表示される~
--C86CTLがNativeモードに対応していない為です。セットアップメニューにてNative以外を選択して下さい。~
詳細は[[スタンドアロンモード]]内記事を参考にして下さい~

※注意事項※~
そのまま起動するとPC-88 OPNA系の音量バランスになります。~
PC-88 OPNの音量バランスに変更したい場合は都度c86winを使って音量調整を行って下さい。~
-G.I.M.I.C USB Interfaceがデバイスマネージャ上から見えているにも関わらずc86ctlから認識されない~
--Visual C++ 2010のランタイムが適用されていない可能性が有ります。再インストールをお試し下さい。~

* PC-9801関連のソフトウェアを利用したGIMIC制御 [#ibcd0c9b]
-USBモード時でもGIMIC上でのPCM再生に対応していますか?~
--USB帯域不足により、現状では非対応となっております。~

** ねこープロジェクトII [#f4376533]
ねこープロジェクトIIとはyuiさんが作成されたPC-9801エミュレータで、rururuさんがc86ctlに対応したバージョンを公開されています。~
OPN3L、OPNAモジュールに対応しています。~
** 不具合情報 [#wfa82f26]
|掲載日|状況|
|2013/08/15|MB1/MB2共にOPNAモジュールでリズム音源のタムが勝手に鳴る現象が発生することを確認しています。&br;(バーニングポイントのOP/ED、PC-88版ルーンワースのOPなどで確認)&br;⇒MB1は2014/05/11版FW、MB2は2013/09/20版FWで対策を行いました。ただしルーンワースは依然NGです。|
|2013/08/15|%%MB1/MB2共にOPN3LモジュールをXM6 TypeGのまーきゅりーゆにっとV4用の音源として利用できません。&br;(リズム音源が化けて高周波ノイズが出ます)%%&br;⇒MB1は2014/05/11版FW、MB2は2014/05/08版FWで対策を行いました。~|
|2013/08/15|Delay ControlはMB1の2013/06/19版FW、MB2の2013/08/16版FWより対応しています。|
|2013/08/15|Delay Control、SSG Vol、PLLの値は前回設定した値を記憶し次回起動時も同じ値を復元します。&br;しかし次回起動時に異なるモジュールが接続されていた場合も以前の値を復元してしまうので注意して下さい。&br;SSG Volに対応していないOPN3L/OPM/OPL3モジュールを接続していた状態からOPNAモジュールに切り替えると&br;&colorSSG Volに0が設定されてしまうのでSSGの音が出なくなります。|
|2013/08/15|GIMICを複数台接続している場合、c86ctlがGIMICを認識する順番が稀に変わることがあります。&br;このような場合にも上記の問題が発生しますのでご注意下さい。&br;これら設定情報やウインドウ位置はc86ctl.dllがあるフォルダにc86ctl.iniとして記録されます。&br;ただし一部の対応アプリでは条件によりc86ctl.iniが作成されない場合があります。&br;Delay、SSGVol、PLLの値はConfiguration画面を閉じた時にc86ctl.iniが作成され、記録されます。&br;ウインドウ位置はそれぞれのウインドウを閉じた時にc86ctl.iniが作成され、記録されます。&br;c86ctlのメインウインドウを閉じると関連するウインドウ位置も全て記録されます。&br;なおメインウインドウを非表示にしても次回起動に再表示されます。|

-[[私家版ねこープロジェクトII:http://www.vesta.dti.ne.jp/~tsato/soft_s98v3.html#np2]]

サウンドボードの選択で118、86、86+ちびおと、スピークボードのどれかを選んで下さい。~
前者2つはOPN3L/OPNAモジュールで有効、後者2つはOPNAモジュールで有効です。86を選択した場合は86PCMのみがPC側から再生されます。~

※注意事項※~
OPNAモジュールのFM/SSG音量バランスの自動設定には対応していない為、そのまま起動するとPC-98 OPNA系の音量バランスになります。~
PC-98 OPN系の音量バランスに変更したい場合は都度c86winを使って音量調整を行って下さい。~

* SHARP X68000関連のソフトウェアを利用したGIMIC制御 [#gb0462cf]

** XM6 TypeG For Win32 [#vfa09ed0]
XM6とはPI.さんが作成されたSHARP X68000エミュレータで、XM6 TypeG For Win32はGIMONSさんがXM6に機能強化を行われた物になります。~
GIMICへの対応はnueさんとrururuさんにご尽力を頂いております。~
またX68000のOPMに加え、満開製作所のまーきゅりーゆにっとV4のOPN3-L×2にも対応します(再現する為にはGIMIC×3とOPMモジュール、OPNAモジュール×2必要です)~
現行のGIMICのファームウェアでOPN3Lモジュールを使うと高周波ノイズが出ますので使わないようにご注意下さい。~

-[[XM6 TypeG For Win32実験室:http://www.geocities.jp/kugimoto0715/xm6g.html]]

** gimic_pcidebug [#d2063807]
gimic_pcidebugとはnueさんが作成されたGIMICを制御する為の中継ソフトウェアです。~
来須川電工製のPCI接続FM音源ボードROMEOのインターフェイスを使ってGIMICを制御します。~

-[[gimic_pcidebug:http://nue.dip.jp/~nue/wiki/]]

** c86ctl対応X68Sound [#e9c98be2]
X68Soundとはm_puusanさんが作成されたX68000のFM音源/ADPCM音源をWindows上で再現するライブラリです。~
nueさんがc86ctlに対応したバージョンを公開されています。~

-[[c86ctl対応X68Sound:http://nue.dip.jp/~nue/wiki/]]

** けろぴー(WinX68k) [#q89bf6ac]
けろぴーとはけんじょさんが作成されたSHARP X68000エミュレータで、うささんがROMEOに対応したバージョンを公開されています。~
nueさんのgimic_pcidebugを併用することでROMEOインターフェイスを使ってGIMICにデータを出力することが可能になります。~

-[[うさの倉庫:http://retropc.net/usalin/]]

※注意事項※ Option→Sound→ROMEO使用にチェックを入れて下さい。~

** MXDRV for Win32 (MXDRVg) [#h1bcfd81]
MXDRV for Win32とはGORRYさんがMXDRVをWindowsに移植したものです。~
nueさんのc86ctl対応X68Soundを併用することでGIMICにデータを出力することが可能になります。~

-[[MXDRV for Win32 (MXDRVg):http://gorry.haun.org/mx/]]

※注意事項※ MXVのMXDRVg設定で「ROMEOで演奏する」にチェックを入れて下さい。~

** ZMDRIVE [#ud454388]
ZMDRIVEとはfixerさんが作成されたZ-MUSICをWindows上で再現するソフトウェアです。~
nueさんのc86ctl対応X68Soundを併用することでGIMICにデータを出力することが可能になります。~

-[[ZMDRIVE:http://www27.tok2.com/home/studioMM/MusicRoom/zmdrive_dl.html]]

** 超連射68k [#h65e60c6]
超連射68kとはよっしんさんが作成されたX68000用シューティングゲームです。~
nueさんのc86ctl対応X68Soundを併用することでGIMICにデータを出力することが可能になります。~

-[[Yosshin's web page:http://www2.tky.3web.ne.jp/~yosshin/]]

※注意事項※ 超連射68kのアーカイブに既にX68Sound.dllがありますが、c86ctl対応X68Soundを上書きして下さい。~

* SHARP X1関連のソフトウェアを利用したGIMIC制御 [#pb5ca99a]

** X Millenium [#fd32abfe]
X Milleniumとはyuiさんが作成されたSHARP X1エミュレータです。~
nueさんのgimic_pcidebugを併用することでROMEOインターフェイスを使ってGIMICにデータを出力することが可能になります。~

-[[X Millenium(05/02/14版):http://retropc.net/yui/xmil.html]]

※注意事項※ オプションにあるFM Boardにチェックを入れて下さい。~

* PC/AT関連のソフトウェアを利用したGIMIC制御 [#a5c3e1d6]

** DOSBox [#xb10db4b]
DOSBoxとはDOSBox Teamの皆様が作成されたPC/AT互換機上で動作するMS-DOS環境をエミュレートするソフトウェアです。~
RuRuRuさんがc86ctlに対応したバージョンを公開されています。対応するモジュールはOPL3です。~

-[[GIMIC対応DOSBox:http://www.vesta.dti.ne.jp/~tsato/software.html#dosbox]]

* MSX関連のソフトウェアを利用したGIMIC制御 [#tbd9cc87]

** BlueMSX [#g026e88a]
BlueMSXとはDaniel Vikさん及びblueMSX Develope Teamの方々が作成されたMSXエミュレータで、nueさんがc86ctlに対応したバージョンを公開されています。~
導入方法や使い方は付属のドキュメントをご参照下さい。~

-[[c86ctl対応bluemsx:http://nue.dip.jp/~nue/wiki/]]

* OPNAモジュールの音量調整 [#l4d4b140]
c86ctlのアーカイブに含まれるc86win.exeでOPNAモジュールのFM/SSG音量バランスを設定することができます。~
他にc86ctlを使うソフトが立ち上がっていない状態でc86winを起動して下さい。~

|>|#ref(c86win.jpg);|
|ボタン|機能説明|
|Initialize|押さないで下さい(開発用)|
|DeInitialize|押さないで下さい(開発用)|
|GetMBInfo|マザーボードの情報を表示|
|GetModuleInfo|接続されているモジュールの情報を表示|
|GetFWVer|ファームウェアバージョンを表示|
|TEST1|押さないでください(開発用)|
|adpcmZeroReset|押さないでください(開発用)|
|GetSSGVol|OPNAモジュールのSSG音量バランスを取得(初期値31)|
|SetSSGVol|OPNAモジュールのSSG音量バランスを設定|
|GetPLLClock|モジュールのPLLクロックを取得|
|SetPLLClock|モジュールのPLLクロックを設定|

SetSSGVolで以下の値をセットすることで各機種のFM/SSG音量バランスに変化します。~
初期値はPC-98 OPNA系(86ボードと同等)の31です。値の範囲は0~127です。~
なおc86ctlを使うソフトの動作中にc86winを使って音量を変化させることはできないのでご注意下さい。~

|機種|設定値|
|PC-98 OPN系(PC-9801-26K相当)|38|
|PC-98 OPNA系(PC-9801-86相当)|31|
|PC-88 OPN系(PC-8801-11、PC-8801mkIIFR相当)|69|
|PC-88 OPNA系(PC-8801FA/MA相当)|63|


トップ   新規 一覧 検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS