目次

主な特長
使用前の準備
GIMICをMIDIキーボードや他のMIDI音源と接続する
基本操作



音色を作る
アルペジエーター
全体に関する機能を設定する
スタンダードMIDIファイルを再生する
MIDIインプリメンテーション
ファイルフォーマット
トラブルシューティング
変更履歴

演奏する

音を出してみる

G.I.M.I.Cを外部入力によって発音させるには、まずGIMICをMIDIキーボードや他のMIDI音源と接続するを参考に、キーボード等のMIDIコントローラーあるいはPC等との接続を済ませておいてください。起動完了後、キーボードが接続されている場合はいずれかの鍵盤を弾いてみてください。その他の機器を接続している場合は、ノートオンのMIDIイベントを送信してください。G.I.M.I.Cの動作中は、Settings画面を除いて、いつでもMIDI入力を受け付けています。音が出ましたか?出ない場合は、次の手順に従って音色を選んでみてください。

音色のバンクとモジュールについて

G.I.M.I.Cで演奏できるユーザー音色には、通常のパッチ、複合音色の2種類があります。通常パッチは最大256音色(Lite版は128音色)、複合音色は最大128音色(Lite版は32音色)まで読み込ませておく事ができます。全ての音色はユーザーによるエディットが可能です。通常のパッチと、複合音色のバンクの選択には、バンクセレクトLSB(CC#32)のMIDIイベントを使用します。

バンクセレクトLSB(CC#32)設定値選択されるバンク
0Patchバンク0
1Patchバンク1
64複合音色バンク
上記以外イベントを無視します

本体に複数個数の同種モジュールが装着されている場合、発音させるモジュールを、バンクセレクトMSB(CC#0)で選択します。これは、MB2Lite内蔵OPN3LのSSGに加えて、STIC版PSGモジュールがある場合などが該当します。この場合のバンクセレクトMSB設定例を以下に示します。指定するモジュール番号は、認識順に決定されます。装着モジュールの認識順は、Settings画面で確認できます。

例:MB2Lite+DSPボード+STIC AYPSGモジュール装着時

バンクセレクトMSB(CC#0)設定値選択されるモジュール
0STIC AYPSG
1マザーボード内蔵YMF288内のSSG音源
上記以外発音されません

プリセット音色を鳴らしてみる

初回起動直後、全てのユーザー音色は、装着しているモジュール用のプリセット音色で初期化されていますので、以下の手順でプリセット音色を選んで鳴らすことができます。

1. 起動直後の状態で、液晶ユニットを使用している場合は、1ボタン、PCから操作している場合[F1]キーを押す、あるいは[F1:EDITOR]の箇所をマウスでクリックする

enter_editor_mode.png

2. 次の画面が表示されたら、上下キーで入力MIDIチャンネル(多くの場合ch1です)を選択し、右キーを押す

editor_root.png

3. [Patch]を選択し、音色番号を変更します。発音される音色が変化する事を確認します

MIDIチャンネル毎に設定するパラメーター

G.I.M.I.Cはどのモジュールを使用している場合でも、独立した16のMIDIchのMIDIイベントを受信可能です。また、どのMIDIchにでも、任意のモジュールを発音させる事ができます。液晶ユニットやgimicDispで変更した全てのch設定値は、SDカードまたはマザーボード内のメモリに保存され、次回起動時に復元されます。チャンネルパラメータは、外部MIDIメッセージでも変更することができますが、外部から変更した値はメモリには保存されません。ただし、設定値を液晶ユニットやPC上で編集した時点でメモリに保存される事に注意してください。

音色を選ぶ

MIDIch設定の一番上にあるのが、現在選ばれている音色です。選ばれている音色のバンクの種別によって、項目名が変化します。「Patch」と表示されている場合は、Patchバンクの音色が選択されています。「Ensemb」と表示されている場合は、選択されている音色は複合音色バンクです。表示は左から、バンク番号、プログラムチェンジ番号(0-127)、音色名を表しています。Patchのデータには音色のタイプ情報が含まれています。選んでいる音色タイプを発音可能なモジュールがマザーボードに装着されていて、なおかつ、Device Selectの設定が有効な場合にのみ、そのMIDIchは発音が可能になります。装着モジュールには無い音色を選んでいる場合、音色表示は赤文字で表示され、そのchは発音ができません。

MIDI経由で音色を選択するには

音量を調節する

MIDI経由で操作するには

定位(パンニング)を調節する

左右のスピーカーの定位を設定するパラメーターです。SPC以外の多く音源では、左右中央の3段階が選択できるのみですので、設定値は以下のように解釈されます。

OPLLやPSGモジュールなどの、パンニング非対応の音源では、常に中央位置で発音されます。

MIDI経由で操作するには

調律やチューニングを変える

MIDI経由で操作するには

同時発音数を設定する

MIDI経由で操作するには

発音優先度を設定する

MIDI経由で操作するには

ポルタメントを使用する

gm2_portatime.jpg

MIDI経由で操作するには

ピッチベンド幅を設定する

MIDI経由で操作するには

ポリ・モノモードを設定する

MIDI経由で操作するには

アルペジエーターを使用する

onにすることで、鍵盤で和音を押さえるだけで、アルペジオ奏法が可能です。MIDIch毎に独立して動作しますので、最大で16個同時に別々のパターンを使用できます。

MIDI経由で操作するには


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