目次

主な特長
使用前の準備
GIMICをMIDIキーボードや他のMIDI音源と接続する
基本操作
演奏する



アルペジエーター
全体に関する機能を設定する
スタンダードMIDIファイルを再生する
MIDIインプリメンテーション
ファイルフォーマット
トラブルシューティング
変更履歴

音色を作る

patch_editor.png

G.I.M.I.Cの音源モジュールファームウェアには、全てのモジュール音源の音色作成機能が内蔵されています。FM音源タイプの音色パラメータは、伝統的な記述法に則り0で最大音量を表しますので、増加に伴って音量が下がる方式で表示します。つまり、数値は減衰量を表します。また、アタック等の変化レートは、0では全く変化せず、最大値の場合に最速の変化速度となります。この表現は、特にアナログシンセサイザーに慣れ親しんだ方は違和感を覚えるかもしれません。しかし、これによって、FMPやPMDあるいはMXDRVなどのPC向け音楽環境で作成された音色の相互利用が容易になります。

音色エディタを使う

enter_patch_editor.png
  1. 音色エディタを使用するには、まず、[EDITOR]モードの初期画面を表示させます。
  2. どのMIDIchでも構いません。→キーを押し、[Channel Params]に移動します。キーボード等で鳴らす事の出来るMIDIchが良いでしょう。
  3. 一番上の項目名が[Ensemb]の場合は、[Patch]の音色に変更し、編集したい音色を選びます。
  4. 液晶ユニットを使用している場合は4ボタンを、gimicDispを使用している場合は→キーを押してください。音色エディタが使用可能であれば、液晶ユニットの右下の[→]が[EDIT]に変わります。gimicDispの場合、右上に表示される[Edit]をマウスでクリックする事でも編集を開始できます。
  5. 編集中のパッチは、パッチエディタを退出した際に自動保存されます。ただし、パッチエディタの左上に鍵マークが表示されている場合は自動保存されません。
    lock_mode.png

音色に関する共通設定

editor_common_pane.png

画面上部に表示される項目は、いずれの音色タイプでも共通です。

PatchName

パッチ名を設定します。最長で13文字です。

Type

音色のタイプを設定します。GIMICに装着されているモジュールで利用可能な音色タイプのみが選択できます。

各モジュールで利用可能な音色タイプ

モジュール利用可能な音色タイプ
OPL/M/Nモジュール(GMC-OPLMN)OPM-FM,OPN-FM,OPN-FMEfx,OPN-Rhythm,PSG/SSG,OPL3-FM,OPL3-Drum (※1)
OPNAモジュール(GMC-OPNA)OPN-FM,OPN-FM Efx,OPN-Rhythm,OPNA-ADPCM,PSG/SSG
OPMモジュール(GMC-OPM)OPM-FM
OPL3モジュール(GMC-OPL3)OPL3-FM,OPL3-Drum
OPN3Lモジュール(GMC-OPN3L)OPN,OPN-FMEfx,OPN-Rhythm,PSG/SSG
SPC700モジュール(GMC-SPC2)SPC-PCM
STIC OPLL(GMC-S2413)OPLL-FM,OPLL-Drum
STIC SSG(GMC-S2149)PSG/SSG
STIC AYPSG(GMC-S8910)PSG/SSG

※1:[Settings]>[GMC-OPLMN Default Mode]で選択したモジュール種別のタイプのみが使用できます。

全音源共通機能

OPMエディタ

OPNエディタ

OPN-Rhythmエディタ

OPNA-ADPCMエディタ

PSG/SSGエディタ

OPL3エディタ

OPL3ドラムエディタ

SPCエディタ

OPLLエディタ

OPLL-Rhythmエディタ


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