主な特長
使用前の準備
GIMICをMIDIキーボードや他のMIDI音源と接続する
基本操作
演奏する
アルペジエーター
全体に関する機能を設定する
スタンダードMIDIファイルを再生する
MIDIインプリメンテーション
トラブルシューティング
変更履歴
OPL3はPC/AT互換機向けのサウンドボードに多く搭載されていました。各オペレーターは8種類の基本波形を選択できるため、2オペレーターのみの使用でも多彩な音色が作成できます。4オペレーター音色も作成できますが、用意されているアルゴリズムの種類がOPMやOPN系とは異なる点に注意してください。OPL3には、2オペレーター音色、4オペレーター音色、擬似4オペレーター音色、リズム音のように異なるタイプのボイスが混在しています。2オペレーター音色のみを使用する場合、最大18音まで発音出来ますが、4オペレーター音色は1音発音する毎に2オペレーター音色2音分の発音数を消費します。また、同時に発音できる4オペレーター音色は最大6音です。(擬似4オペレーター音色の場合は9音)さらに、リズム音を使用する場合は、2オペレーターボイス3音分を消費します。
OPL3のCommon Paramsの設定内容はOPM等と同様ですが、擬似4オペレーター音色の場合、2オペレーター音色を2音重ねて表現されるため、op1,2(M)とop3,4(S)に別々の値を設定できます。
Connect
OPL3のアルゴリズムは、2オペレーター系と4オペレーターを含み、OPNやOPMとは異なります。フィードバックが2箇所に設定可能なアルゴリズムがありますが、これは擬似4オペレーター音色で、2オペレーター音色を2音重ねて表現されます。
Feedback
OPMのセクションを参照してください。
Tuning
OPMのセクションを参照してください。
Pan
OPMのセクションを参照してください。
Wave
オペレーターの波形を選択します。
音色のパラメータ
以下のパラメータについてはOPMのセクションを参照してください。
KSL(Key Scaling Level)
ピアノなどの楽器音は、高いピッチになればなるほど減衰します。このような楽器の特性をシミュレートしたい場合に設定します。設定すると、高いピッチになるに従ってオペレーターの出力レベルが小さくなっていきます。
KSL | 0 | 1 | 2 | 3 |
減衰量 | 0 | 1.5dB/oct | 3dB/oct | 6dB/oct |
MUL(Multiple)
オペレーターの周波数比を設定します。音源の仕様上、11は10と同じ、13は12と同じ、14は15と同じ周波数比になる事に注意してください。
AM(Amplitude Modulation Enable)
ハードウェアLFOの音量への変調を有効にします。
VIB(Vibrato Enable)
ハードウェアLFOのピッチへの変調を有効にします。
Sustain
Onにすると、エンベロープがサスティンレベルに達すると、常にキーオフまで一定の音量を維持します。Offの場合は、ディケイタイムの後すぐにリリースに移行しますが、キーオン中はSRのレートに、キーオフ後はRRのレートが適用されます。
KSR(Key Scaling Rate)
Onにすると、ピッチが高くなるに従って、エンベロープが速くなります。