主な特長
使用前の準備
GIMICをMIDIキーボードや他のMIDI音源と接続する
基本操作
演奏する
アルペジエーター
全体に関する機能を設定する
スタンダードMIDIファイルを再生する
MIDIインプリメンテーション
トラブルシューティング
変更履歴
ADPCM機能はOPNAモジュールでのみ利用できます。モジュールに搭載された256KiBの波形バッファメモリに読み込んだサンプリング音を同時に1音再生できます。一つのパッチ内で、最大6つの音域に別々のサンプルを割り当てる事ができます。再生音の周波数とパンニングを変更可能です。ADPCM(Adaptive Differential Pulse Code Modulation)とは、適応的差分パルス符号変調とも呼ばれ、音声の圧縮方法の一種です。その前身である、差分パルス符号変調(DPCM)では一定だった前後値の差分量を、元信号の性質によって適応的に可変することで音質を向上させた方式です。16bitリニアPCMと比べ、1/4程度の容量で済みます。デコード、エンコードの処理が簡単なため、MP3など、より高度な圧縮方式が普及する2000年代以前は、様々な機器に組み込まれて利用されました。
Level
全体の音量を設定します。
VeloSens
ベロシティ感度を設定します。
Sample
割り当てるサンプル番号を選択します。使用するサンプルはあらかじめ、[EDITOR]>[Globals]>[OPN]>[ADPCM Loader]で読み込んでおく必要があります。
Loop
onの時、サンプル全体をループ再生します。
OneShot
onに設定すると、発音途中でキーオフした場合も、最後まで発音されます。offに設定すると、キーオフで発音が停止します。
fSamp
サンプルの再生レートです。波形素材のサンプリング周波数に合わせた値を入力してください。
RootKey
RootKeyで設定したノート番号の時、fSampのサンプルレートで再生されます。
LowKey
再生させる音域の最低音のノートナンバーを設定します。
HighKey
再生させる音域の最高音のノートナンバーを設定します。
Vol
サンプルの再生音量を設定します。
Pan
サンプルのパンニングを設定します。設定値に応じて、右、中央、左、の3段階に割り振られます。
ADPCMを使用するには、あらかじめデータを読み込んでおく必要があります。波形データをロードするには、 [EDITOR]>[Globals]>[OPN]>[ADPCM Loader]を開きます。
Load
ADPCMデータをファイルから読み込みます。以下のファイル形式に対応しています。
一旦読み込んだ後は、Unloadするまで毎起動時に読み込まれます。
Unload
ADPCMデータをアンロードします。アンロードによってメモリの再配置が行われた場合、ロード処理が実行される場合もあります。